YOKAI.JP

禅釜尚

ぜんふしょう

禅釜尚

禅釜尚

この子の魂が、あなたの言葉に応える

基本説明

禅釜尚は、江戸時代の鳥山石燕『百器徒然袋・中』に描かれる茶釜の妖怪。茶道と禅宗の結びつきから名は「禅和尚」をもじったとされる説がある。図像は室町期の『百鬼夜行絵巻』に見られる三つ目の妖怪の構図を踏まえたと考えられ、虎隠良・槍毛長と併せて描かれるが、三者の関係は不詳。器物が霊性を帯びた付喪神として理解される。

民話・伝承

近世の絵巻・妖怪画集に典拠を持つ図像的妖怪で、固有の土地伝承は乏しい。石燕は『百器徒然袋』で古器の妖異を連作化し、禅釜尚もその一つとして示された。明治期の絵師にも図像が継承され、月岡芳年が『百器夜行』で参照した例がある。後世の解説では、草むらから現れて人を驚かすといった挿話が紹介されるが、地域固有の口承としての裏付けは明確でない。

妖怪カード1

禅釜尚 を様々な画風のカードで

カード一覧

徹底解説

鳥山石燕の作例を基調に、古びた茶釜が霊威を帯びて姿を現した像。姿勢や配置は『百鬼夜行絵巻』に通じる構図法を継承し、虎隠良・槍毛長と組みで行列する例が示される。名称は茶の湯と禅の親縁性を踏まえた語呂で、和尚を戯画化した趣向がうかがえる。物成りの理屈により、長年の使用や放置を経た器物が気を帯び、人前に立ち現れて畏れを促す。明治の絵師にも図像的伝承が受け継がれ、妖怪図譜・辞典類で付喪神の一型として整理されてきたが、特定の地誌的異聞は記録に乏しい。後世解説には人を驚かす挿話が見られるが、古記録に確証は少なく、主として図像伝承として把握される。

妖怪設定

この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。

妖怪タイプ
伝統妖怪
カテゴリ
付喪神・骸怪
レアリティ
稀少
性格
寡黙で執拗
相性
古器を粗末にせぬ者と相和す
能力・特技
人前に立ち現れ驚愕させる古器の怨念・霊性を象徴する存在化行列図の中で他妖怪を呼応させる
弱点
丁重な手入れと供養を受けると鎮まる, 粗末に扱われぬ環境では成就しにくい
生息地
茶室周辺, 古道具蔵, 市中の辻, 草むら

🔮妖怪相性診断

茶釜の付喪神和尚・禅釜尚についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。

このタイプの妖怪に興味がある?

妖怪診断で、あなたの性格に最も近い妖怪を発見しましょう

妖怪診断を始める

神社で今日の守護妖怪に出会う

おみくじを引くと、今日あなたを見守る妖怪が現れます。