石燕が『百器徒然袋』で示した標準像。筑紫箏が長年打ち捨てられ、音色を理解されぬ嘆きから霊性を帯び、夜陰に姿を現す。胴体は古箏そのもので、割れや欠けが口となり、節目が目に見立てられる。絃は切れ乱れて髪状に垂れ、わずかに掻き鳴らすだけで湿りを帯びた音を立てるという。図像上は同見開きに琵琶の付喪神「琵琶牧々」が配され、楽器妖怪の連関が意識される。伝承上の固有の名所や人物との直接的な結び付きは確認されず、器物霊観に基づく寓意的存在として理解されるのが妥当である。
妖怪設定
この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。
性格 - 恨み深いが寂しがり
相性 - 古道具や楽器に情をかける者と相性が良い
能力・特技 - 自ら弦を震わせ微かな音を発する人の気配に応じて音色を変える古い曲調を想起させる幻聴を誘う
弱点 - 調弦と修繕により鎮まる, 丁重な供養・焼納, 強い光で姿を保ちにくい
生息地 - 打ち捨てられた座敷, 楽器蔵, 寺社の古道具納所
🔮妖怪相性診断
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