妖怪図鑑

日本の妖怪大百科

25
種類
21
カテゴリ
2
伝説級

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ぬらりひょん
伝説

ぬらりひょん

ぬらりひょん

変化類ミステリアス

📍 都市部

妖怪の総大将とも言われる謎多き存在。人の家に入り込んでも誰にも気づかれない。

ろくろ首
🌟 珍しい

ろくろ首

ろくろくび

変化類ミステリアス

📍 全国

夜になると首が長く伸びる妖怪。昼間は普通の人間として生活している。

九尾の狐
💎 希少

九尾の狐

きゅうびのきつね

獣霊類神秘的

📍 全国

賢く美しい狐の妖怪。長く生きるほど尻尾が増え、九尾まで成長すると神格に近い力を持つ。

二口女
🎭 一般

二口女

ふたくちおんな

人妖怪異譚準拠

📍 江戸

二口女は、後頭部に第二の口をもつとされる女の妖怪。普段は髪で口を隠すが、空腹になると髪が蛇のようにうねり、後ろ口が勝手に食物を求めて騒ぐという。『絵本百物語』(天保十二年刊)などの奇談に見られ、過度な倹約や隠し事への戒めとして語られる。外見は人の女と変わらず、うなじに鋭い歯と舌を備えるとされる。

以津真天
🎭 一般

以津真天

いつまで

怪鳥類神秘的

📍 滋賀県・比良山周辺

以津真天は人間の声で「いつまで…」と不気味に鳴き、聞いた者に死を予兆する怪鳥。古くから「この声を聞けば三日以内に命を落とす」と伝えられ、恐れられてきた。

冷蔵守
💎 希少

冷蔵守

れいぞうもり

家内付喪神小型・付着型

📍 都市の集合住宅

冷蔵庫に長年貼られた磁石飾りが、人々の記憶や食欲の気配を吸い取り、ある夜ふと目覚めてしまった付喪神。 持ち主が目を離すと、静かに位置を変え、買い置きの食材や約束事を忘れさせる。また時には夜更けに囁くような気配を放ち、無用な間食へと誘うとされる。 その姿はどこか可笑しく、家の中に潜む小悪魔的な存在として恐れられている。

天狗
🌟 珍しい

天狗

てんぐ

鬼類厳格

📍 山岳地帯

日本の山に住む鳥のような顔を持つ妖怪。武芸に長け、修行者を導くこともある。

封豨
🎭 一般

封豨

ほうき

異邦渡来怪引用伝来

📍 不詳

封豨は『山海経』など中国の古書に見える怪獣名で、桑林と称される地に棲むと記される。日本固有の妖怪名ではないが、江戸期以降の博物誌・異国奇談の紹介を通じて名のみが知られ、異境の怪として受容された例がある。姿形や性質の細部は日本側資料では一定せず、主に名と出所のみが引用される存在である。

山姥
🌟 珍しい

山姥

やまんば

鬼類母性的

📍 山岳地帯

山奥に住む老婆の妖怪。金太郎の育ての親としても知られる。

座敷わらし
💎 希少

座敷わらし

ざしきわらし

家霊類優しい

📍 東北

家に住み着く子供の妖怪。その家に幸運をもたらすとされる。

忘れ物小僧
💎 希少

忘れ物小僧

わすれものこぞう

日常生活系いたずら好き

📍 学び舎・人々の暮らしの中

持ち物をよく忘れる人の心から生まれた妖怪。いつも小さなランドセルや風呂敷を背負っているが、中身は空っぽ。人の大事な物をこっそり隠し、「あれ、どこいったっけ?」と慌てる様子を見るのが大好き。

河童
🎭 一般

河童

かっぱ

水棲類親しみやすい

📍 河川

川に住む緑色の妖怪。頭に皿があり、水泳が得意。相撲も好む。

海坊主
🎭 一般

海坊主

うみぼうず

自然怪異系神秘的・畏怖型

📍 漁村・航海伝承

海の闇から突如現れる巨大な影の妖怪。漁師や旅人に畏れられ、船を転覆させたり不思議な問いを投げかけると伝えられる。

涼み鬼
💎 希少

涼み鬼

すずみおに

現代器物類快適依存型

📍 昭和後期・家庭普及から都市部

人々の「涼みたい」という欲望と、夏の蒸し暑さから生まれた現代の妖怪。 便利だが、頼りすぎると体調を崩すとも言われる。

煙々羅
🎭 一般

煙々羅

えんえんら

付喪神・精霊気象・物怪

📍 不詳

鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』に描かれる煙の妖怪。名中の「羅」は薄布を指し、薄紗のごとくたなびく煙の精を表す。古来、囲炉裏や竈から立つ煙に気配を見た観念と結びつき、形を定めず漂う姿で示される。史料上は石燕の画による定着が主で、具体の害や徳は明示されず、煙そのものの化生として理解される。

牛鬼
💎 希少

牛鬼

うしおに

魔獣類神秘的

📍 四国・中国地方沿岸(特に愛媛県・高知県など瀬戸内海沿岸)

海や川辺に現れる恐ろしい妖怪。牛のような頭と蜘蛛や鬼に似た体を持ち、人を襲い喰らうと言われる。土地によって姿の伝承は異なるが、多くの場合「海辺で出会ってはならぬ存在」とされる。

猫又
🎭 一般

猫又

ねこまた

変化・獣怪家由来の変化

📍 日本各地

猫又は、年老いた猫が尾を二股に分けて妖力を得た姿、または山中に棲む大猫の妖怪をいう。古記録や随筆に名が見え、火を噴く、言葉を解す、人に化けるなどの異能を持つとされた。家猫が長命・大柄になるほど化けやすいと畏れられ、夜更けの怪火や怪音の原因ともされた。山の猫又は人を襲う荒ぶる獣とされ、家由来は家内神的に扱われる例もある。

空狐
🎭 一般

空狐

くうこ

妖狐上位妖狐

📍 日本各地

江戸時代の文献に見える妖狐の階位の一つ。皆川淇園『有斐斎箚記』において、天狐・空狐・気狐・野狐の順に位が記され、空狐は上位に位置づけられる。姿は一般の狐と変わらぬとも、年を経て霊力が増し、幻術や人心への働きかけに長けるとされた。具体相や逸話は多く残らず、主に等級として言及される。

車灯鬼
💎 希少

車灯鬼

しゃとうき

現代器物類幻惑系

📍 都市の幹線道路、深夜の高速道路

車の前照灯ガラスに宿った妖怪。夜道を走る車の強い光が人の目を惑わせ、そこに恐怖や焦りの心が映り込み妖怪化したといわれる。

金魚灯
💎 希少

金魚灯

きんぎょとう

祭礼妖怪・器物怪ほのぼの・幻想的

📍 夏祭り・金魚すくい・提灯文化

提灯の中で泳いでいた金魚の魂が、祭りの夜の熱気とともに灯火と混ざり合い、妖怪に変じた存在。 小さな金魚の姿をした光の妖怪で、人をふんわり照らしながら夏の夜を漂う。

閃球鬼
💎 希少

閃球鬼

せんきゅうき

道具妖怪スピード型

📍 縁日の夜店、校庭

祭りの夜に遊ばれるヨーヨーに宿った現代の妖怪。光と影を操り、宙を舞うように人々の目を奪う。子どもたちの歓声や屋台の賑わいから力を得て、時に眩しく輝き、時に不思議な影を落とす。人々が楽しむ心を映し出す存在だが、遊びすぎて夢中になると、絡まった糸のように身動きが取れなくなるといわれている。

雪女
🌟 珍しい

雪女

ゆきおんな

精霊類幽玄

📍 雪国

雪深い夜に現れる美しい女性の妖怪。冷たい息で人を凍らせるとされる。

馬骨
🎭 一般

馬骨

ばこつ

付喪神・骸怪伝統画図準拠

📍 土佐国

馬骨は、朽ちた馬の骨が妖気を帯びて現れたとされる骸の妖怪。江戸期の絵巻『土佐お化け草紙』に描かれ、骨が衣をまとい歩く姿で知られる。恨みや無念を帯びるとも、埋葬や供養の不足が形を成したとも語られる。人を直接害するより、夜道に現れて驚かせ、畜生供養の大切さを示す存在として記録されることが多い。

鬼
🎭 一般

おに

鬼類豪快

📍 全国

角を持つ力強い妖怪。恐ろしい姿をしているが、実は心優しい者も多い。

龍神
伝説

龍神

りゅうじん

神霊類守護的

📍 海・湖・大河

水を司る神聖な存在として古くから崇められてきた龍神。

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