鳥山石燕『百器徒然袋』の描写を基礎にした像。鞍そのものが胴となり、前輪のあたりに傷を負わされたことを示す詞書が添えられる。目は鐙革の付根から覗き、口縁は前橋に割れて牙をのぞかせる。手は締革が伸びたように表現され、先に鞭を握る。作例は付喪神譚の系譜に位置づき、古器物が長年の使用や怨念で霊性を帯びるという近世的理解に則る。鞍は主従の結節具であり、戦場の記憶を宿す象徴として扱われ、非業の死や不心得を戒める図像的教訓を担う。鐙口と対で掲げられるのは、馬具一式をめぐる備えと注意を促す主題化のためで、物怪化は不注意や不義を映す鏡像として描かれるにとどまる。
妖怪設定
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性格 - #555555
相性 - 慎ましく道具を扱う者と相性良し。粗略にする者には災いをもたらすと畏れられる。
能力・特技 - 夜間に軋む音で人心を乱す乗り手を振り落とす兆しを示す鞭で物陰を打ち払う仕草を見せる
弱点 - 丁重な手入れと供養, 馬具の点検・修繕を怠らないこと
生息地 - 武家屋敷の馬屋, 兵具蔵, 古道具屋
🔮妖怪相性診断
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