琵琶湖起源の記録を典型とし、雨夜に蓑・傘・衣に微光が点在してまとわる怪火の総称的相。熱を持たず、払う動作に応じて増光・増数するが、衣を外す、火を灯す、時間経過などで自然消散する。各地の呼称や解釈は異なり、水死者の霊と見る地域もあれば、動物の仕業や自然発光と見なす伝もある。荒事を起こすよりも目惑い・気味悪さを与える性質が語られ、単独者のみが知覚する例も多い。
妖怪設定
この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。
蓑火は、梅雨時の夜などに琵琶湖を渡る舟上で、雨具の蓑に点々と現れる蛍状の怪火と伝えられる。熱さや燃え広がりはなく、蓑を脱ぎ捨てれば消えるが、手で払うと数を増し、星の瞬きのようにきらめくという。水死者の怨霊の化現とする説のほか、近代の見立てでは気体発光現象の一種[1]とも解され、各地に類例が報告されている。
近江・彦根では旧暦五月の雨夜、琵琶湖で舟に乗る者の蓑に小さな光がまとわりつくといい、払えば増え、蓑を脱げば消える[2]と語られる。北陸・越前や越後・出羽では「蓑虫火」「ミノボシ」などと呼ばれ、雨夜の道中や船上で衣類や傘に付くという。見える者と見えぬ者が分かれる場合があり、「蓑虫に憑かれた」と言い表す。火を点せば退散し、しばし待てば消えるともいう。
蓑火 を様々な画風のカードで
この妖怪は以下のコレクションに収録されています:
琵琶湖起源の記録を典型とし、雨夜に蓑・傘・衣に微光が点在してまとわる怪火の総称的相。熱を持たず、払う動作に応じて増光・増数するが、衣を外す、火を灯す、時間経過などで自然消散する。各地の呼称や解釈は異なり、水死者の霊と見る地域もあれば、動物の仕業や自然発光と見なす伝もある。荒事を起こすよりも目惑い・気味悪さを与える性質が語られ、単独者のみが知覚する例も多い。
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下図は琵琶湖雨夜の蓑光・蓑火の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。