悪路神の火
🎭 一般

悪路神の火

あくろじんのひ

🏛️
伝統妖怪
古来より伝承
怪火・妖火📍 伊勢国(現・三重県)怪火

📖 基本説明

雨夜に提灯のように往来すると伝えられる怪火。伊勢国での見聞として江戸後期の随筆『閑窓瑣談』や『諸州採薬記抄録』に記載がある。遭遇した者がうっかり近づくと流行病のような病を得て煩うとされ、出会った際は身を伏せ火が通り過ぎるのを待ち、機を見て逃れるのがよいという。高さは地上より一尺余りから三尺ほどを漂うと伝わる。

🏮 民話・伝承

『閑窓瑣談』は伊勢国内の難所に怪火が多く、雨夜に殊に頻出し、挑灯のごとく往来すると記す。行き逢えば直ちに地に伏し身を縮めると、火はその上を通り過ぎ、病難を免れるという。『諸州採薬記抄録』も同旨で、伊勢国に「悪路神の火」と称する怪火があり、行逢うと流行病を受けるゆえ伏して避けるとする。発生地の特定は資料により差があり、猪草淵との直接の結び付けは一定しないとされる。

悪路神の火 伝承準拠

江戸期の記録に基づく像。雨夜に低空を漂い、提灯火の列のように行き来する。人を惑わすよりも、接近者に病患をもたらす存在として恐れられ、対処は地に伏してやり過ごすことに尽きる。地域の呼称は一定せず、伊勢国の怪火類型の一つとして位置付けられる。実体は不詳で、音も少なく、近寄るほど熱気や臭気などの感覚的記述も乏しいのが特徴。

性格特徴については、無感情・無反応また、相性の良い人については、人気と風雨に呼応し近寄る者を苦しめると畏れられる

主な能力・特技としては、雨夜に発生し連なって往来する、接近者に病を齎すと畏れられる、人の上を通り過ぎるまで留まり続けるなどが挙げられます。

一方で弱点もあり、伏してやり過ごされると害を及ぼしにくい, 晴天時には目撃例が少ないとされています。

主な生息地は伊勢国各地, 難所とされた淵や山際とされています。

下図は伝承準拠の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。

伝承準拠についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。

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