青鷺火
🎭 一般

青鷺火

あおさぎび

🏛️
伝統妖怪
古来より伝承
怪火・怪鳥📍 各地(主に江戸・大和・佐渡などの伝承)伝承系・怪火

📖 基本説明

夜間、サギの体が青白く光って見える怪異。別名は五位の火・五位の光。江戸期の画集や随筆に記録があり、月夜や雨夜にも目撃される。正体はゴイサギとされることが多く、飛翔時に青い火のように見え、人々を驚かせた。発光は水辺の付着物や羽毛の反射などと説明されることもあるが、地域では怪火として語り継がれる。

🏮 民話・伝承

鳥山石燕の画図や『絵本百物語』に見え、江戸後期には広く知られた。大和国では柳の大木に青い火が現れ、近づくと木全体が青く光ったという。佐渡では寺の梅に龍燈が飛来し、射落とすとサギであったと語る。『和漢三才図会』は月夜に飛ぶ五位鷺が火のように見えると記す。ほか、老いたゴイサギが秋に青白い光を放つという伝承や、火の玉になるとする話型も各地に残る。

青鷺火 伝統譚準拠

青鷺火は、五位鷺などの夜行性のサギが夜空や水面上で青白く光って見える現象として語られる。江戸期には石燕の画図に描かれ、随筆類にも多く採録された。柳や梅の古木、河口・入り江、寺社の境内など「気の集まる場所」に怪火が留まると恐れられ、その正体が射落としてサギと判明した例が伝わる。月光や水面の反射、濡れ羽の光沢、胸元の白毛の反射、あるいは水辺の微生物の付着といった説明が近世から既に言及され、人々は自然現象と妖怪譚の境を行き来させて受容した。老成したゴイサギが季節により淡光を帯びる、火の玉に化する、口より火を吐くといった語りも併存し、怪火譚・妖鳥譚・龍燈譚が互いに交差するのが特徴である。恐怖譚でありながら、射落とされた後はただの鳥であったと結ぶ結末も多く、見まがいの怪としての性格が強い。

性格特徴については、人を避けるが、月夜には水辺に現れやすいとされるまた、相性の良い人については、静かな水辺や柳の大木と結びつきが強い

主な能力・特技としては、夜間に青白い光として目撃される、水面や月光で強く輝いて見える、古木や社頭に留まり怪火と誤認させるなどが挙げられます。

一方で弱点もあり、近寄って姿を確かめられると正体が露見する, 強い雨風で光が判別しにくくなるとされています。

主な生息地は川辺・湖沼, 柳や梅の古木の周辺, 寺社境内, 入江や葦原とされています。

下図は伝統譚準拠の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。

伝統譚準拠についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。

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