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金平鹿

こんへいか

金平鹿

金平鹿

この子の魂が、あなたの言葉に応える

基本説明

金平鹿は、紀伊国熊野の海辺に拠った鬼の大将。鬼ヶ城の断崖にある鬼の岩屋を根拠とし、多くの鬼を率いて海上・沿岸を悩ませたと伝わる。坂上田村麻呂による熊野の鬼退治譚に登場し、観音の加護を得た矢で左目を射られて討たれたという。文献によっては海賊頭・多娥丸と同一視される伝承もあるが、細部は地域や資料により異同がある。

民話・伝承

海が鎮まる時のみ近づける鬼ヶ城の岩屋に金平鹿が立て籠る。田村麻呂が攻め倦むと、沖の小島に童子が現れ舞を勧める。軍勢が船を並べて舞うと、岩屋の石の戸が開き、顔を覗かせた金平鹿の左眼を授かった弓で射抜いた。手下の鬼らが飛び出すも矢に倒れる。童子は千手観音の化身として光とともに去り、島は魔見ヶ島と呼ばれるようになった。討たれた首は地に埋めて祟りを封じたという。

妖怪カード1

金平鹿 を様々な画風のカードで

カード一覧

マヤ暦守護KIN

金平鹿が守護しているマヤ暦のKINを一覧で表示しています。

徹底解説

熊野灘沿岸に伝わる田村麻呂系鬼退治譚の鬼将としての金平鹿像をまとめた版。海蝕洞である鬼の岩屋を本拠とし、配下の鬼衆を束ねて海路を攪乱したと語られる。対田村麻呂戦では、観音の加護を畏れて結界を固め、石の戸を閉ざして持久を図った。童子(千手観音の化身)が誘う舞の調べに注意を奪われ、戸口から覗いた隙に左目を射られたのが致命となる。討伐後、首級は谷間に埋納され、祟り鎮めの念がかけられた。地域伝承では海賊頭・多娥丸と称される場合があり、社寺縁起や地名(魔見ヶ島、泊観音〈清水寺〉、大馬神社、鬼ノ本など)に痕跡が残る。史実性については不詳で、熊野における反乱鎮圧伝承や在地勢力の記憶が、のちに田村麻呂説話へ転化したとみる見解があるが、いずれも伝承上の語りとして伝えられている。

妖怪設定

この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。

妖怪タイプ
伝統妖怪
カテゴリ
鬼・巨怪
レアリティ
珍しい
性格
豪胆・狡猾・猜疑心が強い
相性
海辺の岩窟・荒波を好む
能力・特技
海辺での集団指揮と急襲岩屋に結界を張り立て籠る術怪力と跳躍夜目と嗅覚による索敵
弱点
仏法・観音の加護, 油断して戸口から身を晒すこと, 遠間からの精密な矢撃ち
生息地
紀伊国・鬼ヶ城(鬼の岩屋), 熊野灘沿岸, 魔見ヶ島周辺海域

🔮妖怪バウンダリー・タイプ指標

🔮妖怪相性診断

熊野鬼ヶ城の鬼将・金平鹿についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。

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