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津軽の太鼓

つがるのたいこ

津軽の太鼓

津軽の太鼓

この子の魂が、あなたの言葉に応える

基本説明

江戸本所にあった弘前藩津軽越中守屋敷の火の見櫓で、板木ではなく太鼓が用いられたという怪談。本来火事を知らせるのは板木だが、この屋敷のみ太鼓が吊され、理由は不詳とされる。また板木を打つと太鼓の音が響くという異説も伝わる。本所七不思議に数えられることがあるが、怪異性が薄く除外される場合もある。

民話・伝承

江戸時代、本所の津軽越中守屋敷では火事の折に櫓で太鼓を鳴らしたと語られる。なぜ太鼓が用いられたのかは記録に残らず、屋敷の決まりであったとも、音が遠く届くためとも言われるが定説はない。別伝では板木を打っても太鼓の響きがしたという怪聞として流布。『耳嚢』ゆかりの地誌や江戸奇談集で本所七不思議の一つとして紹介されるが、挿話が簡素なため外される例も見られる。

妖怪カード1

津軽の太鼓 を様々な画風のカードで

カード一覧

マヤ暦守護KIN

津軽の太鼓が守護しているマヤ暦のKINを一覧で表示しています。

徹底解説

江戸本所の都市伝説的怪談として語られる、器物と制度の取り合わせの奇。超常現象の描写は乏しく、不可解な運用(太鼓の採用)そのものが怪とされる。土地柄や武家屋敷の規律、火事多発の都市環境が背景にあり、音の違和感が記憶に残って語り草となった。異伝として「板木を打つと太鼓の音がする」という現象譚があり、聴覚上の錯誤や伝言の変容が示唆される。史料は地誌・随筆類に散見し、具体的な由来や人物名に即した因縁話は付されないのが一般的である。創作色の濃い改作では火消や番人の幽霊譚が添えられるが、古伝では控えめで、屋敷と櫓の取り合わせを奇とする点に主眼が置かれる。

妖怪設定

この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。

妖怪タイプ
伝統妖怪
カテゴリ
住居・器物
レアリティ
珍しい
性格
無為・静謐
相性
物の理に違和感を覚える者と相性が良いが、強い刺激を求める者とは合わない
能力・特技
異音現象(板木で太鼓の響きがするという伝承)遠鳴り(太鼓の音が遠くへ通るとされた)記憶への定着(出来事の理由不詳性が語りを喚起する)
弱点
由来不詳のため因縁付けには適さない, 怪異描写が希薄で脚色に弱い
生息地
江戸・本所の武家屋敷, 火の見櫓周辺

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