鳥山石燕の図像と付随解説を基礎とし、原野の夜更けに老爺の姿で現れる怪として整理した版。名称は児童語「ももんが」「がごじ」に由来する合成語とされ、化け物一般への恐れを人格化したものと解される。遭遇者が病むという機能は、古来の「怪異に触れると穢れや病を得る」という観念と親和的で、具体的な加害行為は示されない。近世には獣肉を忌避する習俗や言い換え語「ももんじい」もあり、名の連想が図像化を後押しした可能性が指摘される。後代の解釈には、山中に棲み町角に現れて人を脅かす、あるいは野衾が市井に出る際の姿とする見解があるが、一次伝承は限定的で、各地の民話類型に広汎な語りは確認されない。したがって、本バージョンでは「未詳」を前提に、夜の原野・霧・風の状況で遭遇しやすい情景的特徴と、病をもたらすと怖れられた点に軸足を置く。
妖怪設定
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