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震々

ぶるぶる

震々

震々

この子の魂が、あなたの言葉に応える

基本説明

震々は、鳥山石燕『今昔画図続百鬼』に描かれた恐怖の兆しを人格化した妖怪。人が不意の畏れに襟元から寒気を覚え、首筋がぞっと粟立つのは、この震々が取り憑くためと解される。別名に臆病神・ぞぞ神が挙げられ、恐怖が身体感覚として現れる機微を示す象徴的存在として語られる。具体的な姿形や出自は明確でなく、概念化された「おそれ」の霊格に近い。

民話・伝承

絵画資料では人の背後に忍び寄り襟元に宿るとされ、これに触れられると総毛立ち、背筋に寒気が走るという。臆病神は戦いや争いの場で人の心を萎えさせ背を向けさせる働き、ぞぞ神は恐怖により体毛が逆立つ現象の神格化と説明される。地域固有の口承は乏しく、主に絵本・事典類の解説を通じて知られる概念的な妖怪である。

妖怪カード2

震々 を様々な画風のカードで

カード一覧

徹底解説

石燕の図像に拠る観念的な妖怪像を基軸に再構成。震々は姿形を定めず、人気の薄い場所や背後の気配として現れる。人の襟元に触れ、冷ややかな感覚を走らせ、心胆を寒からしめる働きをもつ。臆病神・ぞぞ神という別称は、戦場や夜道などで生起する心理・生理反応の擬人化を示し、恐怖の兆候そのものを「取り憑き」と解した前近代的理解を反映する。具体的な祓い方は一定せず、火や灯り、仲間との同行などで気を紛らわせるといった民間の実践が記される例があるが、体系だった儀礼は不詳である。実体を持たぬため捕縛や討伐の対象とはなりにくく、あくまで人の心身に及ぶ寒気・粟立ちの因として説明されてきた。

妖怪設定

この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。

妖怪タイプ
伝統妖怪
カテゴリ
霊・亡霊
レアリティ
珍しい
性格
陰気で執拗だが露悪的ではない
相性
驚きや不安が強い者に引き寄せられる
能力・特技
襟元からの憑着による寒気の付与全身の鳥肌(総毛立ち)を誘発不安・恐怖の感情を増幅
弱点
火や明かりでの気散じ(伝承上の一般的対処), 談笑や複数人での行動による恐怖緩和
生息地
人の背後や襟元, 薄暗い辻や小道, 人気のない室内

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