大工・宮大工が木の「根張り」を尊ぶ作法に反し、上下逆に立てた柱が家に不具合をもたらすとする近世以降の怪異観。夜半の家鳴り、梁のきしみ、得体の知れぬ囁きなどの兆しが続くと「逆柱の祟り」と解され、柱の据え直しや祈祷が試みられた。水木しげるは、逆さの柱から木の葉の妖が生じる、または柱自体が化すと紹介しているが、古記録では音・不運・不吉の徵として語られることが多い。意図的な逆意匠による魔除け(陽明門)は、建築儀礼の「作り残し」の思想に属し、怪異としての逆柱と区別される。建築民俗に根差した禁忌の象徴であり、地域の大工口伝や寺社の記録、随筆類に散見される。
妖怪設定
この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。
性格 - 無念・不穏で執着が強いと解される
相性 - 木の上下を正す作法と相性が悪い
能力・特技 - 家鳴り・異音を起こす居住者に不吉を知らせる前兆となる柱そのものが怪異の媒体となる
弱点 - 柱の据え直し(上下を正す), 祈祷・清祓, 建築儀礼に則った施工
生息地 - 民家の座敷・梁間, 寺社の堂宇, 町家・商家
🔮妖怪相性診断
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