山彦は山中の音を返す現象の人格化で、木霊や山の神の眷属として解される。呼びかけに同じ言葉を重ねて返すのは、山域の境界を示す応答と考えられ、無闇な叫声は山の気を乱すとして戒めとなった。近世の図像では犬や猿に似た小獣の姿で描かれ、『百怪図巻』『画図百鬼夜行』の像は『和漢三才図会』に載る玃(やまこ)や、木中に住むとされた彭侯の影響が指摘される。地域によっては鳥声(呼子鳥)や響く岩(山彦岩)など、媒介が異なる伝承もあり、現象・霊・怪物像が重層的に混在するのが特徴である。
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