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踊り首

おどりくび

踊り首

踊り首

この子の魂が、あなたの言葉に応える

基本説明

踊り首は、人の首だけが宙を漂い現れる亡霊の一種。落ち武者や女性など、強い怨念や愛情の執着を残して死んだ者の首が胴から離れ、時に巨大化して古寺や寂れた場所に出没し、生者を威嚇する。古書や奇談に断片的記録が見られ、首が夜空を飛び交う、口を開いて笑う、うめくなどの描写があるが、具体的な起源や一個の定型譚は少ない。

民話・伝承

元禄期の播磨国佐用郡で大きな女の首の目撃談が伝えられる。『絵本小夜時雨』には江州で異蛇を斬ったところ、その首が天へ飛んだ話が載り、飛ぶ首の怪異譚と近接する。また『絵本百物語』に見える舞首も同類とされ、古寺や人気の途絶えた路傍で、首が浮遊して人を脅かすという類型が各地の怪談集に点在する。詳細な名や出自は多くが不詳とされる。

徹底解説

古典怪談や奇談集に見られる描写を基にした踊り首の像。生前の強い念が形を取り、首だけが離脱・肥大して出没する。口を開閉し呻く、笑う、歯を鳴らすなど聴覚的威嚇が強調され、必ずしも直接の加害は明確でないが、恐怖による転倒や発熱などの災いを招くとされる。出現地は古びた寺、墓所、辻、橋のたもとなど、人の気配が薄れる場所や通夜の頃に偏る。由緒や個人名が特定されることは稀で、出来事の異様さが語り草として残るのが特徴である。

妖怪設定

この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。

妖怪タイプ
伝統妖怪
カテゴリ
霊・亡霊
レアリティ
珍しい
性格
執着深く怨恨がましい
相性
夜間や荒寺・寂しい路で遭遇しやすい
能力・特技
浮遊と飛行異様な笑い声・うめきでの威嚇夜目にのみ映る出没大きさの変化(肥大)
弱点
夜明けとともに消散しやすい, 仏法や読経への忌避が語られる, 人目の多い場を避ける
生息地
古寺・堂宇, 墓地・塚, 野辺の辻, 橋のたもと

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