笑般若
🎭 一般

笑般若

わらいはんにゃ

🏛️
伝統妖怪
古来より伝承
鬼女📍 信濃国(長野県東筑摩郡)ほか古典図像

📖 基本説明

笑般若は、邪念にとらわれた女が変化した鬼女として絵画や口承に見られる妖怪。角と牙を持ち、面のように引きつった笑みを浮かべる相貌が特徴とされる。江戸の絵画では狂気めいた笑いとともに、果実や首級を思わせる不気味なモチーフが添えられることがある。信濃の伝承にも名が伝わるが、具体の逸話や出没状況は詳らかでない。

🏮 民話・伝承

江戸後期の絵師による百物語図会に「笑いはんにや」と題した作例があり、女が嫉妬や怨みから鬼形へ転じた相として描写される。鬼女の笑みは人心を乱す徴とされ、近づくと災いを招くと語られる地域もある。信濃国東筑摩郡には名のみ伝わり、姿形や由来の細部は不詳。一般には般若面のイメージと結びつけられ、女の怨念が極まった相として理解されてきた。

笑般若 江戸絵画伝承版

江戸後期の浮世絵・戯画に見られる笑般若像を基礎にまとめた版本。角・牙・逆立つ髪、見開いた眼と引きつる笑みが核となる。手にするものはしばしば生と死を連想させ、観者に不安を与える意匠が施される。鬼女はもとは人であり、妬心・怨恨・執着が積もって変化すると解される点で、般若面の観念に通じる。具体的な土地伝承の細部は乏しいが、夜席の語り物や絵本で恐れと戒めの象徴として扱われ、女の怨の極相を示す図像として継承された。現地口承では名のみ残る例があり、像容の伝達は主として絵画資料に依拠する。

性格特徴については、嫉妬深く執着が強いが、表向きは笑みを絶やさないまた、相性の良い人については、弱き心や妬みを抱く者と相性が悪い

主な能力・特技としては、人心を乱す笑みで不安や恐怖を誘う、怨念に応じて姿を保つ、闇夜での視覚的威圧などが挙げられます。

一方で弱点もあり、執着を断つ祈祷や心の平静, 強い照明ではなく夜明けの清気, 仏教的懺悔や回向とされています。

主な生息地は人里の縁側や座敷, 辻や橋のほとり, 夜の集会や語り物の場とされています。

下図は江戸絵画伝承版の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。

江戸絵画伝承版についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。

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