新潟県の峠や野道で夜に出没するとされる増殖型の怪異。幼子の姿で気を緩めさせ、追いすがって斬撃を誘い、斬るほど数を増すため逃走を余儀なくされる。正体は明言されず、怨霊や山の怪の一形態とも受け取られるが、伝承では夜明けや鶏の時鳴きで力が失せる点が強調される。名の「一倍」は倍加の性質を示し、刀装の鶏意匠が護符的に働いた例が語られる。具体の出自・由来は不詳で、遭遇譚を通じて山道の夜行禁忌を戒める教訓として伝えられた。
妖怪設定
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