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Mt. Akagi 神戦に敗れた山の神 ── 赤城山

赤城大明神·大百足·赤城姫。神戦と女神の名峰

神戦に敗れた山の神 ── 赤城山

Mt. Akagi · あかぎやま

다른 이름: 赤城神社 / 大沼 / 小沼
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群馬県の北東にそびえる赤城山。榛名山·妙義山とともに「上毛三山」に数えられる、上州を代表する名峰である。山頂のカルデラには大沼·小沼の湖をたたえ、関東一円には、この山の神を祀る赤城神社が約三百社も分布する。

だが赤城山の神は、ひとつの顔では語れない。奥日光の戦場ヶ原で男体山の神に敗れた大百足の荒神であり、同時に、沼の龍神に救われて大明神となった赤城姫の女神でもある。荒ぶる敗者と、優美な女神 ── 一つの山の神が、なぜこれほど異なる姿で語られるのか。本稿は、赤城山に重なる二つの神の物語をたどる。

上州の名峰、
赤城山

赤城山は、群馬県に裾野を広げる複成火山で、最高峰の黒檜山(くろびさん)をはじめ複数の峰からなり、山上のカルデラには大沼(おの)·小沼(この)の二つの湖を抱く。なだらかに広がるその山容は、古くから上州の人々に親しまれ、信仰の対象となってきた。

その信仰の篤さは、分布の広さに表れている。赤城大明神を祀る赤城神社は、関東一円に約三百社を数える。山そのものを神とあおぐ古い山岳信仰が、関東平野の各地へと広がっていった証である。火を噴く山であり、水をたたえる山であり、平野を見おろす山 ── 赤城は、上州の人々の暮らしと信仰の中心にあった。山頂のカルデラには、大沼·小沼のほかに覚満淵(かくまんぶち)と呼ばれる小さな湿原もあり、四季折々の景観をなす。冬になると、赤城山から関東平野へと吹きおろす冷たく乾いた季節風は「赤城颪(あかぎおろし)」と呼ばれ、上州名物のひとつに数えられてきた。山の恵みも、山の厳しさも、ともに人々の暮らしに深く刻まれている。

神戦に敗れた神

赤城山の神には、勇ましくも痛ましい敗者の物語がある。それを語るうえで欠かせないのが、奥日光の戦場ヶ原を舞台とする神戦譚である。男体山の神(二荒神)と赤城山の神が、中禅寺湖の領有をめぐって戦った── その戦いで、赤城の神がまとった姿が、巨大な百足であった。

대무카데

Ōmukade

대무카데는 거대한 지네 요괴로, 등갑이 단단해 칼과 화살을 튕겨 낸다고 전한다. 몸은 산을 여러 겹으로 감쌀 만큼 길고, 다리는 불처럼 붉게 빛나며, 독니는 갑옷까지 씹어 부술 것이라 두려움의 대상이었다. 물의 신인 큰 뱀·용과 대립하여 호수와 산野에 나타나 다투었다고 하며, 지네는 용맹과 불퇴의 상징으로 무가와 상인에게 길상으로 여겨지기도 했다. 다만 지역에 따라 전승이 엇갈려 실체는 분명치 않다.

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神戦譚では、赤城山の神は大百足(大蜈蚣)の姿で、大蛇となった男体山の神と争い、敗れた。山を支配する百足の神と、水を司る龍蛇の神 ── その対決に、赤城は敗者となったのである。なぜ赤城の神が百足の姿をとったのか、その理由は定かでない。だが百足は、近江の三上山の大百足をはじめ、各地で龍蛇の好敵手として語られてきた存在である。山の霊力を体現する多足の異形として、人々は赤城の荒ぶる神に百足の姿を重ねたのかもしれない。敗れて傷を負った赤城の神は、上州の老神(おいがみ)温泉でその傷を癒したと伝わる。「老神」という地名そのものが、この「追われた神」に由来するとも語られる。神でさえ傷つき、湯に身を浸して癒える ── 神を人と地続きの存在として描くこの伝承には、素朴であたたかな信仰の感覚がにじんでいる。敗者の神の物語は、対岸の戦場ヶ原へと続いていく。

赤城姫という女神

ところが、赤城山自身の物語のなかでは、その神はまったく別の姿で現れる。荒々しい大百足ではなく、優美な女神 ── 赤城姫である。

아카기 다이묘진

あかぎだいみょうじん

아카기 다이묘진(赤城大明神)은 고즈케국(현 군마현)의 아카기산 그 자체를 신격화한 산신이다. 산 정상의 칼데라호인 오노(大沼)와 고노(小沼)를 신체(御神体)로 삼아, 옛부터 산의 신, 물의 신, 농업의 신으로 두터운 신앙을 받아왔다. 기키(記紀)에 등장하는 지방 통치자 도요키이리히코노미코토(豊城入彦命)나 오아나무치노미코토(오쿠니누시)와 동일시되는 경우가 많으며, 동시에 '아카기히메(赤城姫)'를 모시어 여신 혹은 여성의 수호신으로 여기는 전승도 병존한다. 간토 지방을 중심으로 약 300개의 분사를 거느린 아카기 신사의 총본궁은 산중턱의 미요사와 아카기 신사(三夜沢赤城神社)와 산 정상의 다이도 아카기 신사(大洞赤城神社)로 일컬어지며, 이는 아카기 신앙이 얼마나 널리 퍼져 있는지를 오늘날까지 전해주고 있다. 요괴 전설로서는, 이웃한 시모쓰케국(현 도치기현)의 닛코 후타라산(二荒山)의 신과 주젠지호(中禅寺湖)를 둘러싸고 벌인 '신전(神戦, 신들의 전쟁)'에서 거대한 지네(오무카데)로 둔갑하여 싸운 이야기로 널리 알려져 있다.

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「赤城山三姫物語」では、赤城姫が沼の龍神に助けられ、のちに赤城大明神になったと伝わる。継母にいじめられた姫が、大沼の龍神に導かれて神となるというこの物語は、敗れた大百足の荒神とは、まるで印象が異なる。山上の湖に棲む龍神と、それに救われて女神となった姫 ── 水をめぐる物語であることは神戦譚と同じだが、ここでの赤城の神は、勝者でも敗者でもなく、救われ、神格を得る存在として描かれている。継母にいじめられた娘が水の神に救われて神となる ── この筋立ては、各地の「継子いじめ」の昔話に通じながら、最後に主人公が神格を得る点で、信仰の物語へと昇華している。荒ぶる大百足の神とは、まるで異なる慈しみ深い女神の姿が、ここにはある。

荒神と女神のあいだ

なぜ、一つの山の神が、これほど異なる姿で語られるのか。

その鍵は、「誰が語るか」にある。日光の側から語られる神戦譚では、赤城の神は敵であり、男体山の神に討たれる大百足の荒神となる。一方、赤城山自身の側から語られる三姫物語では、同じ神が、龍神に救われて大明神となる慕わしい女神となる。神の姿は、語り手の立場によって、敵にも味方にも、荒神にも女神にも転じる。一つの霊山が、見る角度によって正反対の顔をもつ ── 赤城山の神の二面性は、神々の物語が、それを語る土地の人々の視点と分かちがたく結びついていることを、よく示している。敵からは大百足の荒神と見られ、地元からは赤城姫の女神と慕われる ── この対照は、神戦譚を伝える日光と、女神譚を伝える赤城、二つの土地のまなざしの違いを、そのまま映し出している。

上毛三山の信仰のなかで

赤城山は、榛名·妙義とともに「上毛三山」として、群馬の人々の心の山でありつづけてきた。山頂の大沼のほとりには赤城神社が鎮まり、四季を通じて参拝者を迎える。湖に映える朱塗りの社殿で知られ、縁結びの神としても信仰を集めてきた。荒ぶる大百足の神も、慕わしい赤城姫の女神も、ともにこの山に祀られ、訪れる人々を迎えつづけている。冬には湖が凍り、わかさぎ釣りでにぎわう ── かつて神々が水をめぐって争ったその湖は、今も人々の暮らしのなかにある。群馬の人々にとって、赤城·榛名·妙義の三山は、それぞれに個性をもつ郷土の象徴であり、古くから親しまれてきた。なかでも赤城山は、最も大きくなだらかな裾野を広げ、上州のどこからでもその姿を仰ぐことができる。

神々が水をめぐって争うという物語は、けっして荒唐無稽な作りごとではない。山の水をどう分け合うかは、その裾野で田畑を耕す人々にとって、まさに死活の問題であった。赤城と男体山、二つの山の神の争いの背後には、その水の恵みに生きた人々の、切実な祈りと畏れが横たわっている。

神戦に敗れた荒神の山であり、龍神に救われた女神の山でもある赤城山。その二つの顔は、どちらも、水と山に対する人々の畏れと親しみから生まれた。荒ぶる敗者として日光に語られ、優美な女神として赤城に慕われる ── この山の神は、相反する二つの物語を、どちらも捨てることなく抱きつづけてきた。それは、人が山に向ける感情そのものが、畏れと親しみという相反する二つの心から成り立っているからにほかならない。上州の名峰は、相反する神話を一身に抱きながら、今も静かに関東平野を見おろしている。群馬県全体については群馬県の妖怪事典も併せて読まれたい。

Mt. Akagi의 모든 요괴2

Mt. Akagi와 관련된 요괴 전체 목록. 본문에서 다루지 못한 전승도 포함됩니다.

  • 아카기 다이묘진

    아카기 다이묘진

    신격

    あかぎだいみょうじん

    아카기산을 통치하는 신・아카기 다이묘진

    신령・신격아카기산 (현 군마현 마에바시시・구 고즈케국) / 아카기 신사

    아카기 다이묘진은 간토 평야의 북쪽 가장자리에 솟은 아카기산 전체를 신격화한 존재이다. 단일한 인격신이라기보다는 산, 늪, 숲, 용천수를 아우르는 '장소의 신'으로서의 성격이 강하며, 그로 인해 도요키이리히코노미코토나 오아나무치노미코토, 또는 여신인 아카기히메와 결부되어 다면적으로 이야기되어 왔다. 신전(神戦) 전설에서 거대한 지네(혹은 거대한 뱀)로 둔갑하는 것은 이 신의 맹렬하고 거친 전투적 측면을 나타내며, 이는 평상시 농업신 및 수신으로서 보여주는 온화한 모습과 대비를 이룬다. 센조가하라, 아카누마, 오이가미와 같은 실존 지명들이 모두 신전의 흔적으로 전해진다는 점에서, 이 전승이 지역 풍토에 얼마나 깊이 뿌리내리고 있는지 엿볼 수 있다. 닛코의 신을 적대자로 삼는 설화군은 고즈케와 시모쓰케라는 옛 국가 간의 경계 갈등을 신들의 대결로 이야기화한 것이며, 둔갑한 모습과 승패의 차이(아카기가 지네인지 뱀인지, 승리했는지 패배했는지)는 곧 각 지역의 자부심이 그대로 표출된 결과이다.

  • 대무카데

    대무카데

    에픽

    Ōmukade

    대무족(미카미야마 전승)

    도깨비거인오미국(비와호·미카미산) 등 각지

    오미의 미카미야마와 비와호 변 전승에서 유명한 형상. 산을 일곱 바퀴 반이나 휘감는다고 전해질 만큼 거대하며, 외갑은 금석처럼 단단해 화살과 칼이 통하지 않는다고 했다. 밤에는 다리가 붉은 빛을 뿜어 호수와 산기슭 위로 긴 그림자를 드리운다. 토벌담은 무용의 현창과 결부되고, 용신 신앙 및 다리의 영위와도 관련된 것으로 이해되어 왔다. 채광·단조 전승과의 연관이 지적되나 자세한 바는 불명하다.

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