
木霊老樹に応える・木霊
こだま
詳細説明
古来の木神観を背景にもつ木霊像。老樹に宿り、音や気配を媒介に応じる存在として理解される。実体は定まらず、姿を見せぬ点を保ちつつ、山の掟を破らぬよう人を戒める働きを担う。やまびこ現象の民俗的解釈を踏まえ、樵や参詣者の作法と関わる面を強調する。伝承に即し、過度な人格化や具体的逸話の付会は避ける。
出典情報
種類全体の出典primary
源氏物語
著者: 紫式部
年代: 11世紀初頭(平安時代)
種類全体の出典primary
古事記
著者: 太安万侶(撰録)
年代: 和銅5年(712年)
出版社: (現存最古の日本神話・史書)
種類全体の出典reference
鳥山石燕の妖怪図鑑でみる妖怪の世界
著者: 国立国会図書館
年代: 2025
出版社: NDLイメージバンク
種類全体の出典primary
和名類聚抄
著者: 源順
年代: 承平年間(931〜938年ごろ)
種類全体の出典primary
画図百鬼夜行
著者: 鳥山石燕
年代: 安永5年(1776年)
出版社: 国文学研究資料館国書データベース(東京藝術大学附属図書館所蔵)
性格
慎重で矜持が高いが恩義に報いる
相性
礼節を守る者と相和し、山を荒らす者を忌む
能力・特技
弱点
無礼や騒擾を嫌う, 乾きと火気を忌む
コレクション収録
この妖怪は以下のコレクションに収録されています:
診断評価
妖怪バウンダリー・タイプ指標
いたずら濃度
-2.0high: 戯 low: 護
📝 メモ
山仕事の礼を守る者には前触れや加護を与える
変化適応
-2.0high: 化 low: 定
📝 メモ
老樹と声の現象が主で変化は少ない
夜話度
1.0high: 夜 low: 昼
📝 メモ
山中の不思議な反響として夜話にも乗る
情の深さ
-2.0high: 縁 low: 境
📝 メモ
人間関係より樹木の生命と山の作法に属する
結界強度
-2.0high: 律 low: 流
📝 メモ
特定の掟より山林全体に薄く広がる精霊性が強い
表舞台圧
-3.0high: 表 low: 影
📝 メモ
老樹に潜み声の反響として応える影の精
妖怪相性診断
喜び
3.0喜びと楽しさの程度
📝 メモ
喜びを示す描写は乏しく、感情表出は控えめ。
怒り
6.5怒りの激しさの程度
📝 メモ
無礼や伐採への粗略に不吉を告げ祟りを示すなど、怒りは中程度に現れる。
慈悲深い
6.0慈悲深さの程度
📝 メモ
恩義に報いる性格で一定の慈悲はあるが、裁量は礼節遵守に依存し選別的。
憂鬱
5.0憂鬱で思慮深い程度
📝 メモ
老樹や沈黙と結びつく静かな気配はあるが、憂いの強調は伝承上限定的。
静寂
8.0内なる平静の程度
📝 メモ
静謐な山中に宿り、姿を見せず静かに戒める性格から内的平静が強い。
いたずら好き
2.5いたずら好きで活発な程度
📝 メモ
いたずらよりも戒めと作法の指標として語られ、遊戯性は低い。
やさしい
6.5やさしく親しみやすい程度
📝 メモ
礼節を尽くす者には応じて道迷いを防ぐなど温和な側面があるが、過度に親しげではなく距離を保つ神霊的存在。
厳格
8.0厳格で真面目な程度
📝 メモ
山の作法や礼節を重んじ、粗略には不吉で応じる厳格さが顕著。
守護的
7.0他者を守る傾向
📝 メモ
山の掟を守る者を助け、作法を促して災いを避けさせる守護的機能がある。
神秘的
9.0神秘的で不思議な程度
📝 メモ
姿を見せず音や気配で応答するやまびこと結びつくため強い神秘性を持つ。
霊性の深さ
9.0精神的境界の深さ
📝 メモ
木の神格の余映や久々能智神との連関など神霊的背景が深く、霊性が厚い。
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