こだま
山中の大樹や岩間に宿るとされる精。声を投げると遅れて返る現象を木霊の応答と捉え、やまびことも関連づけられる。古くは木の神格の余映として理解され、『古事記』の久々能智神と結び付けられる解釈や、『和名類聚抄』に木の神の和名「古多万」の記載がある。樹木の寿命や伐採に関わる祟りや瑞祥の徴とも語られてきた。
山中で名を呼ぶと同じ声が返り、姿は見えないが古木に響くと恐れられた。老樹を不用意に伐つと怪異や病を得ると戒められ、まず幹を叩き許しを乞う習わしが各地にある。樵が礼を尽くすと道に迷わず済む、粗略にすると音が乱れて不吉を告げるなど、山の作法と結び付けて語られる。具体の地名や人物は一定せず、地方ごとに伝承は概説的に伝わる。
お子様にも分かりやすく木霊について説明したページもご用意しています。
🌟子供向けページを見る古来の木神観を背景にもつ木霊像。老樹に宿り、音や気配を媒介に応じる存在として理解される。実体は定まらず、姿を見せぬ点を保ちつつ、山の掟を破らぬよう人を戒める働きを担う。やまびこ現象の民俗的解釈を踏まえ、樵や参詣者の作法と関わる面を強調する。伝承に即し、過度な人格化や具体的逸話の付会は避ける。
性格特徴については、慎重で矜持が高いが恩義に報いるまた、相性の良い人については、礼節を守る者と相和し、山を荒らす者を忌む
主な能力・特技としては、声音の反響を操る、樹木の気配に感応する、道迷いの前触れを示すなどが挙げられます。
一方で弱点もあり、無礼や騒擾を嫌う, 乾きと火気を忌むとされています。
主な生息地は深山の社叢, 老杉や樅の立つ谷, 岩間の大木根元とされています。
下図は木霊(古樹像)の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。
木霊(古樹像)についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。