山の声を返す木霊
木霊は、山の中で声を返してくれる不思議な妖怪です。
むかしむかし、日本の山に木霊という不思議な妖怪が住んでいました。木霊は大きな木や岩の中に住んでいて、人が声をかけると、その声を返してくれるのです。
ある日、小さな男の子、タロウが森で遊んでいました。タロウは「やっほー!」と山に向かって叫びました。すると、山から「やっほー!」と同じ声が返ってきたのです。
タロウはびっくりして、「これは誰だろう?」と考えました。そこでタロウはもう一度、「こんにちは!」と叫びました。また、「こんにちは!」と返ってきました。
タロウは声の主を見つけるために、森の奥へと進みました。すると、大きな古木が見えてきました。タロウは木に近づき、「あなたは木霊ですか?」と聞きました。
すると、木霊は優しい声で「はい、私が木霊です」と答えました。タロウはびっくりしたけれど、とても嬉しくなりました。
木霊はタロウに教えてくれました。「森の木や岩は、みんなの友だちなんだ。だから、木や岩を大切にすると、森も君に優しくしてくれるよ。」
タロウは木霊にお礼を言って、森を大切にすることを心に決めました。
それから、タロウは森で遊ぶときには、いつも木霊のことを思い出して、森の仲間を大切にするようになりました。そして、森の中で多くの友だちを作ることができたのです。
木霊は声を返すのが得意です。
木霊は森を守る妖怪ともいわれています。
木霊に会いたいときは大きな声で呼んでみましょう。
この物語から、自然を大切にすることの重要さを学べます。自然を尊重し、優しく接することで、自然は私たちに多くの素晴らしいものを返してくれるのです。
森で遊ぶときは大人と一緒に行くことを忘れずに。
このページは3-12歳のお子様におすすめです
🎨 かわいい妖怪と一緒に楽しく学ぼう!