雷神像の決定版は俵屋宗達『風神雷神図屏風』[1]であり、二曲一双の金地屏風に、向かって左の白い雷神 (連太鼓を背に環状に負う) と右の緑の風神 (風袋を担ぐ) を対峙させる。この構図は尾形光琳·酒井抱一ら琳派絵師に忠実に模写され、現在の風神雷神図像の規範となった。雷神が背に巡らせる太鼓は、それを打つことで雷鳴を生むとされ、鬼形·虎皮の褌·鋭い爪という造形とともに、天空の荒ぶる力を可視化したものである。信仰史の上では、雷神は三つの系譜に大別される ── 第一に賀茂別雷大神に代表される古典的雷神 (上賀茂神社)、第二に菅原道真の怨霊を火雷天神とする天神系 (北野天満宮、947 創建)、第三に名に雷を負うが本質は剣神·武神たる建御雷神で、これは雷神と同一視すべきでない。関東では群馬·板倉の雷電神社を総本宮とする雷電信仰が広がり、火雷大神·大雷大神·別雷大神を祀って落雷除け·豊作祈願の対象とした。農耕社会において雷は、田に落ちて稲を実らせる「稲妻 (稲の夫)」として豊穣の予兆でもあり、雷神は天罰を下す畏怖の神であると同時に、雨と実りをもたらす恵みの神でもある両義的な存在として敬われてきた。
妖怪設定
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性格 - 荒々しくも畏れ敬われる両義の神。天罰の雷を落とす一方、雨を呼び豊穣をもたらす
相性 - 風神と一対。天神信仰では菅原道真と結びつく
能力・特技 - 雷鳴と落雷を起こす太鼓による雷の発生雨をもたらし豊穣を司る
弱点 - 桑原の地・「くわばら」の呪文を避けるとされる
生息地 - 天空·雷雲。社では上賀茂神社·北野天満宮·板倉雷電神社
太鼓を打ち雷鳴を起こす神·雷神についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。