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菅原道真
すがわらのみちざね
カテゴリ
神霊・神格
性格
起源
山城国(現・京都府)
菅原道真
すがわらのみちざね
基本説明
平安時代の学者・政治家。昌泰の変により大宰府へ左遷され現地で没したのち、怨霊として畏れられ、清涼殿落雷などの災異と結び付けられた。のちに鎮魂のため神として祀られ、天満天神・天神様として広く信仰される。学問成就や冤罪晴らしの守護神とされ、梅や雷との結びつきが強い。北野天満宮・太宰府天満宮が主要な崇敬地。
民話・伝承
延長八年の清涼殿落雷で公卿に死傷者が出ると、道真の祟りとされた。京の北野では火雷神の社に勧請され、北野天神縁起では怨霊が雷となり都へ臨む姿が描かれる。一方、学問の神としての祭文が平安中期より現れ、受験前に梅を献じて祈る風が広まった。太宰府では墓所上に社殿が営まれ、鎮魂と崇敬が並行して発展した。