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提灯火 田畦に浮かぶ怪火・提灯火
珍しい
怪火・鬼火

提灯火田畦に浮かぶ怪火・提灯火

ちょうちんび

自然現象・自然霊🏞️ 田畦・川堤, 墓地周辺, 里と野の境目

詳細説明

各地に伝わる提灯大の鬼火の総称的呼称。狐火・狸火と混称される地域があり、名の由来は「化け物が提灯を灯す」との解釈に基づく。雨夜や川堤、墓域に出没し、一定の高さを漂行するという。近づくと消える、打てば分かれる、群れて行進するなどの報告は時代や土地で差がある。民俗学的には怪死や祟りの兆し、路傍での禁忌の指標として語られ、追跡や打擲を戒める教訓譚の要となる。近世の随筆・怪談類に散見され、固有名(小右衛門火など)を得て地域の記憶に留まった。自然発火説や動物の仕業説が併存し、正体は定まらない。

出典情報

種類全体の出典primary

諸国里人談

著者: 菊岡沾凉

年代: 寛保3年(1743年)

出版社: (諸国奇談集)

信頼度: high関連度:

種類全体の出典primary

兎園小説

著者: 曲亭馬琴ほか

年代: 文政8年(1825年)

出版社: (兎園会の奇談集)

信頼度: high関連度:

種類全体の出典primary

今昔續百鬼(今昔畫圖續百鬼)

著者: 鳥山石燕

年代: 安永8年(1779年)

出版社: (妖怪画集)

信頼度: A関連度:

性格

人を誘うが接触は避けるとされる

相性

静かな夜間・湿地に現れやすい

能力・特技

低空を漂う怪火として出没接近すると消失する群生・分裂のように見える現象

弱点

強い風雨で散ずるとされる, 手荒な介入に祟りを招くと忌避される

診断評価

🔮

妖怪バウンダリー・タイプ指標

いたずら濃度
1.0

high: 戯 low: 護

📝 メモ

人を誘い不吉を告げるが積極的な加害は薄い

変化適応
1.0

high: 化 low: 定

📝 メモ

分裂や消失を見せるが明確な変身者ではない

夜話度
3.0

high: 夜 low: 昼

📝 メモ

怪火として夜道や雨夜の出現が中心

情の深さ
-2.0

high: 縁 low: 境

📝 メモ

個人への情念より田畦や墓地の自然怪火として語られる

結界強度
-1.0

high: 律 low: 流

📝 メモ

里と野の境に出るが流動する火で結界性は低い

表舞台圧
-1.0

high: 表 low: 影

📝 メモ

低空を漂い近づくと消える怪火で姿の圧は弱い

🔮

妖怪相性診断

喜び
1.5

喜びと楽しさの程度

📝 メモ

喜び・楽しさの感情表現は伝承に見られず、不吉・戒めが中心。

怒り
3.0

怒りの激しさの程度

📝 メモ

怒りそのものより祟り・難を招くとされる間接的脅威。攻撃的逸話は限定的。

慈悲深い
2.0

慈悲深さの程度

📝 メモ

慈悲深さを示す救済談はなく、接触すると祟りを招くと忌避される。

憂鬱
6.5

憂鬱で思慮深い程度

📝 メモ

墓域や怪死・怨みの火と結び付けられ、陰鬱なイメージが強い。

静寂
5.5

内なる平静の程度

📝 メモ

一定の高さを静かに漂行し近づくと消える挙動は静謐だが、不吉性が平静を下げる。

いたずら好き
4.5

いたずら好きで活発な程度

📝 メモ

狐・狸火と混称され、群れて行進・分裂など見え方の戯れがあり誘う性質も。だが積極的ないたずら性は中程度以下。

やさしい
2.5

やさしく親しみやすい程度

📝 メモ

人を誘うが接触は避ける・近づくと消える。明確な加害性は薄いが、吉兆ではなく不吉の予兆とされ親しみやすさは低い。

厳格
4.0

厳格で真面目な程度

📝 メモ

禁忌の指標としての機能はあるが、規律や教導を主体的に示す描写は弱い。

守護的
2.0

他者を守る傾向

📝 メモ

守護の逸話は乏しく、むしろ禁忌の指標や祟りの兆しとして語られるため保護性は低い。

神秘的
9.0

神秘的で不思議な程度

📝 メモ

正体不詳で狐火・狸火との混称、自然発火説も併存。各地で性質や名称が異なり強い神秘性を帯びる。

霊性の深さ
8.0

精神的境界の深さ

📝 メモ

境界域に出没し死と祟りの兆しとして語られるなど、異界・霊域との接点が濃く霊性的な奥行きが深い。

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