乙天・若天は、書写山円教寺の開祖・性空上人に随侍した一対の護法童子である。乙天は不動明王、若天は毘沙門天の化身とされ、それぞれ青鬼・赤鬼の姿で上人の左右を護り、山中修行の薪水を運び外敵を退けたと伝える。鬼神でありながら聖僧に従い仏法を護るという護法童子本来の両義性を、播磨の山岳仏教の文脈で体現する存在で、円教寺奥之院傍らの乙天社・若天社(永禄二年創建、重要文化財)に今も祀られる。荒ぶる力を調伏して善へ転じる ── 高徳の行者に使役される童形の鬼神という、日本中世の宗教的想像力を映す。
妖怪設定
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性格 - 聖僧への絶対の忠と、鬼神ならではの剛猛を併せもつ。乙天は不動の如く不屈、若天は毘沙門の如く威武。荒々しくも私心なく、護るべきもののために働く。
相性 - 志を立てて修行・研鑽に励む者、守護を求める信心深い者と深く結ぶ。仏法や師への不敬を働く者には鬼神の貌で対する。
能力・特技 - 師に随侍し外敵を退ける守護薪水を運ぶなど行者を物理的に助ける不動明王・毘沙門天の威を帯びた調伏の力
弱点 - あくまで行者に使役される従属の存在で、独立しては力を振るわない。仕える聖僧の徳と法力に存立が依る。
生息地 - 播磨国書写山(現·姫路市書写)の山中、円教寺奥之院・護法堂。
性空上人を護る二童子・乙天と若天についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。