讃岐平家蟹珍しいさぬきへいけがに八島浦の平家怨・讃岐平家蟹住居・器物屋島古戦場(現·香川県高松市) ── 屋島の戦いで敗れた平家の怨霊が蟹に化す讃岐の浜に打ち上がる人面文様の蟹を、平家の怨霊と見る民間観念に基づく像。史料でも各地名との結び付けが示され、讃岐は八島合戦の記憶によって特に名が立つ。妖怪としては人を直接害するより、見た者に合戦の因縁を想起させ畏れを促す存在として語られる。供養や慰霊と結び付いて語られる点が特徴で、他所の呼称との差異は名のみとされる。