神格
妖怪

阿摩美久

あまみきよ

阿摩美久

阿摩美久

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基本説明

阿摩美久(アマミキヨ、アマミク)は、琉球の国土と島々を造ったとされる開闢の神である。海の彼方の他界ニライカナイから渡り来て島々をかたちづくり、人を住まわせ、聖地である御嶽をひらいたと伝わる。対となる男神シネリキヨとともに語られることもあり、両神が日の神の命を受けて国土と人とを生んだとも、阿摩美久一神が創世を担ったとも、文献によって伝えが分かれる。沖縄の信仰世界の最上位に立つ存在であり、ニライカナイから来訪する神キンマモンや、御嶽にあらわれる女神と連なる琉球神道の神統譜の根に位置する。

民話・伝承

阿摩美久の名は、首里王府が編んだ古歌謡集『おもろさうし』(1531-1623)に、あまみきよ・しねりきよの二神が島と人を生んだ創世のオモロとしてうたわれる。一方、琉球初の正史『中山世鑑』(1650、羽地朝秀)では創成神を阿摩美久一神として記す ── 二神創世と一神創世の揺れは、この出典の違いに由来する。阿摩美久は海の聖地・久高島に最初に降り立ち、安須森御嶽をはじめとする七つの御嶽をひらいたと伝わる。後世、国王が東方の聖地を巡る「東御廻り(あがりうまーい)」も、この来訪と国土創成の伝承を骨格とする。斎場御嶽・久高島・玉城など、阿摩美久の神話は今も沖縄の現実の地理と祭祀に縫いとめられている。

徹底解説

阿摩美久は、海の彼方ニライカナイから渡り来て琉球の島々を造ったと伝わる開闢の神である。久高島に最初に降り立ち、安須森御嶽をはじめ七つの御嶽をひらき、人を住まわせたという。『おもろさうし』はあまみきよ・しねりきよの二神創世をうたい、『中山世鑑』は阿摩美久一神の創成を記す。神社の本殿に祀られる本土の神とは系を異にし、阿摩美久は森の御嶽と海の聖地そのものに宿る。国王が東方を巡拝する東御廻りは、この神の来訪譚を地理になぞるものであり、沖縄では神話が今も歩いて辿れる。

妖怪設定

この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。

性格
島と人とを生み、聖地をひらく創造の神格。海の彼方から来訪し、国土に秩序と豊穣をもたらす根源の存在として畏敬される。
相性
ニライカナイ系の来訪神キンマモン・君手摩と神統譜で連なる。御嶽と久高島、海の彼方を依代とする。
能力・特技
国土・島の創成御嶽をひらく神威ニライカナイからの来訪豊穣をもたらす根源の力
弱点
神格ゆえ退治の対象とはならない。信仰は御嶽と聖地に根ざし、その場の祭祀が絶えれば神話も薄れる。
生息地
久高島・斎場御嶽・安須森御嶽など琉球の七御嶽と聖地。海の彼方ニライカナイ。

琉球を拓いた開闢神・阿摩美久についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。

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