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海坊主 中国地方の篝火消し・海坊主
伝説
不気味、遊び好き、脅威的

海坊主中国地方の篝火消し・海坊主

うみぼうず

水の怪🏞️ 長門(山口県向津具川尻),岡山県備讃灘,山陰地方の浜辺,鳥取県

詳細説明

中国地方の各地に伝わる海坊主。長門では篝火を消そうと現れ、岡山の備讃灘では「ぬらりひょん」と呼ばれる玉状の姿で人を翻弄する。山陰では浜辺を歩く者にまとわりつき、海に引きずり込もうとする。鳥取県の『因幡怪談集』には、一つ眼で棒杭のような姿をした海坊主が登場し、人をヌルヌルした体で苦しめると伝えられている。

出典情報

種類全体の出典reference

物類称呼

著者: 越谷吾山

年代: 1775

出版社: (方言辞書)

信頼度: B関連度:

種類全体の出典primary

奇異雑談集

著者: 編者未詳

年代: 貞享4年(1687年)

出版社: (江戸前期の怪異説話集)

信頼度: B関連度:

種類全体の出典reference

和漢三才図会 (寺島良安 1712)

著者: 寺島良安

年代: 1712

出版社: 杏林堂

信頼度: A関連度:

種類全体の出典reference

画図百鬼夜行

著者: 鳥山石燕

年代: 安永5年(1776年)

出版社: 国文学研究資料館国書データベース(東京藝術大学附属図書館所蔵)

信頼度: A関連度:

性格

いたずら好きで人をからかう一方、海に引きずり込む危険な面もある。ヌルヌルした姿や、一つ眼の怪物など、多様な姿をとる。

相性

漁師、浜辺を歩く人、船乗り

能力・特技

["篝火を消す""玉状の体でヌラリと逃げる""浜辺でまとわりつく""海に引きずり込む""一つ眼の姿で人を脅かす"]

弱点

強い火, 格闘で捕らえられることもある

診断評価

🔮

妖怪バウンダリー・タイプ指標

いたずら濃度
2.0

high: 戯 low: 護

📝 メモ

柄杓を求め船を沈めるなど人をからかい害する

変化適応
2.0

high: 化 low: 定

📝 メモ

黒影、坊主、一つ目など地域で姿を変える

夜話度
3.0

high: 夜 low: 昼

📝 メモ

夜の海や時化の遭遇譚が中核

情の深さ
-1.0

high: 縁 low: 境

📝 メモ

個人への情念より海の怪として現れる

結界強度
3.0

high: 律 low: 流

📝 メモ

海上と沿岸の危険な境界を支配する

表舞台圧
3.0

high: 表 low: 影

📝 メモ

巨大な黒影や一つ目として海上に立ちはだかる

🔮

妖怪相性診断

喜び
4.0

喜びと楽しさの程度

📝 メモ

人を翻弄する遊び心があるが、無邪気な喜びというより悪戯の愉悦に近い。

怒り
6.5

怒りの激しさの程度

📝 メモ

篝火を消す・襲撃・転覆など攻撃性が目立つが、常時激昂というより出没時の暴威。

慈悲深い
1.5

慈悲深さの程度

📝 メモ

慈悲を示す伝承は少なく、脅かしや加害が中心。

憂鬱
3.0

憂鬱で思慮深い程度

📝 メモ

海の畏怖の擬人化として陰鬱さはあるが、憂いを示す描写は限定的。

静寂
2.5

内なる平静の程度

📝 メモ

出現は騒乱・混乱を伴い、内的平静さは低い。

いたずら好き
7.5

いたずら好きで活発な程度

📝 メモ

備讃灘で玉状となり翻弄、浜辺でまとわりつく等の悪戯性が強い。

やさしい
1.5

やさしく親しみやすい程度

📝 メモ

人を海に引きずり込む・船を転覆させるなど脅威性が強く、親和的要素は乏しい。

厳格
2.0

厳格で真面目な程度

📝 メモ

掟を課す・戒める厳格さは乏しく、気まぐれに近い。

守護的
1.0

他者を守る傾向

📝 メモ

守護的な逸話はなく、むしろ漁師・旅人に害をなす方向。

神秘的
8.5

神秘的で不思議な程度

📝 メモ

姿形が一定せず僧形や黒影・一つ眼・玉状など多様で、出現も嵐夜や篝火消しなど不可思議。

霊性の深さ
7.0

精神的境界の深さ

📝 メモ

海の畏怖・禁忌・火と水の相克(油を貸せ)など象徴性が濃く、民俗的霊性が深い。

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