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応声虫 腹中に問答する瘡・応声虫
珍しい
伝承記録

応声虫腹中に問答する瘡・応声虫

おうせいちゅう

人妖・半人半妖🏞️ 人の腹中, 書記にみえる都鄙の家々

詳細説明

江戸期の随筆・説話に拠る応声虫像。高熱と腹部の口状の瘡が特徴で、声は主の言をなぞり、ときに悪罵を発する。飲食を欲し、拒めば熱が募ると記す。治療は祈祷・湯薬が試みられ、なかでも嫌う薬種を選び合わせて飲ませる療法が説かれる。これにより虫が弱り、のちに体外へ出たとする記事が散見される。虫体は蜥蜴に似て角あるものと記す例もあるが、形状は一定せず記述に幅がある。中国説話の応声虫に、日本で知られた人面瘡の観念が重なり、腹に口が開く像が強調されたとみられる。病を見世の興行にかける動きも記録されるが、家の恥を憚って断られたと記す。由来は本草・説話双方にまたがり、医療と怪異の境に置かれた病障として理解されてきた。

性格

執拗で飢えやすいと解される

相性

病障を憂う者には禍、薬術・祈祷には試しを与える

能力・特技

腹中より応答の声を発する主の言葉をまねる飲食を要求し拒否すると高熱・罵声を生ず

弱点

雷丸の服用, 藍の薬効とされるもの, 嫌う薬種の調合

診断評価

🔮

妖怪バウンダリー・タイプ指標

いたずら濃度
2.0

high: 戯 low: 護

📝 メモ

主の言葉をまね飲食を要求し、拒めば熱や罵声を生む

変化適応
-1.0

high: 化 low: 定

📝 メモ

虫や瘡として固定的で、変幻性は弱い

夜話度
0.0

high: 夜 low: 昼

📝 メモ

奇病・怪虫譚で夜出現は中心でない

情の深さ
3.0

high: 縁 low: 境

📝 メモ

宿主の腹中に入り込み体と声に密着する

結界強度
2.0

high: 律 low: 流

📝 メモ

人の体内という内外の境界を占有する

表舞台圧
-2.0

high: 表 low: 影

📝 メモ

腹中から声だけで応じ、姿は体内に隠れる

🔮

妖怪相性診断

喜び
1.2

喜びと楽しさの程度

📝 メモ

喜びや楽しさを示す要素はほぼない。見世物化の周辺に娯楽性はあるが本人の感情ではない。

怒り
6.5

怒りの激しさの程度

📝 メモ

拒食時に悪罵や高熱をもたらすなど攻撃的反応が描かれる。恒常的怒りではないため中高程度。

慈悲深い
1.0

慈悲深さの程度

📝 メモ

宿主に配慮する描写はなく、飲食要求と罵声が中心で慈悲性は乏しい。

憂鬱
4.0

憂鬱で思慮深い程度

📝 メモ

憂鬱さ自体は明確でないが、病障としての陰鬱な雰囲気はある。

静寂
1.8

内なる平静の程度

📝 メモ

飢えに敏感で反応的。内的な静けさは低い。

いたずら好き
3.2

いたずら好きで活発な程度

📝 メモ

言葉をまねる点に模倣・からかい的側面があるが、遊戯性より病理性が勝る。

やさしい
1.5

やさしく親しみやすい程度

📝 メモ

執拗で飢えやすく、悪罵も発し宿主を苦しめる描写が多い。親和性は低い。

厳格
2.0

厳格で真面目な程度

📝 メモ

規律性や道徳的厳格さは見られず、欲求駆動で行動する。

守護的
0.8

他者を守る傾向

📝 メモ

守護的役割は伝わらず、むしろ病障・災いとして語られる。

神秘的
8.2

神秘的で不思議な程度

📝 メモ

腹から声が応答する怪異、寄生虫譚と人面瘡観念の重なり、本草・説話双方に跨る性格が強い神秘性を帯びる。

霊性の深さ
6.8

精神的境界の深さ

📝 メモ

祈祷・薬術の境界で扱われ、医療と霊的治療の交錯が語られるため霊性の文脈は比較的深い。

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