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平将門
たいらのまさかど
カテゴリ
神霊・神格
性格
起源
関東(下総・常陸)
平将門
たいらのまさかど
基本説明
平安中期、関東の豪族で「平将門の乱」を起こし討たれた人物。没後、その首が都で腐らず叫んだと伝えられ、やがて怨霊・御霊として畏敬された。首塚伝承や各地の社で祀られ、武運・庶民守護の神格として信仰を集める一方、乱暴に扱うと祟ると恐れられる二面性をもつ。
民話・伝承
『太平記』などに、晒された首が夜な夜な叫び、やがて東へ飛び去った話が見える。京都の七条河原から白光を放ち関東を目指したとも、途中で落ち各地に首塚が生じたとも語られる。江戸・東京では大手町の将門塚が著名で、移転・改変に不吉があると畏れられ、社頭では鎮護・商運などの功徳を祈る信仰が続く。