水虎様
一般
伝統妖怪

水虎様

すいこさま

カテゴリ

神霊・神格

性格

起源

青森県津軽地方(岩木山周辺)

基本説明

水虎様(正式には水虎大明神)は、青森県津軽地方で水難除けの神として祀られる水神。龍宮の眷属とされ、河童(当地ではメドチ)を従える上位の存在とも、河童そのものとも解釈される。小祠や堂に神像が安置され、像は河童形や弁才天形がみられる。旧暦初夏には初なりの胡瓜などを供え川へ流し、子どもの水難を避ける祈願が行われる。

民話・伝承

津軽では一体の水虎様が四十八匹の河童を管理すると語られ、水辺の禍を鎮める神として小祠が建てられた。旧暦五月・六月、子どもの水遊び期に胡瓜などを供えて川に流す作法があり、家々は水辺を避ける戒めとともに守札を受ける。像容は河童像のほか弁才天像を代用する例が伝えられる。由緒や具体の祠名は地域により異なり詳細不詳とされることも多い。

徹底解説

水虎様 津軽・水虎大明神(伝承準拠)

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