
燭陰山海経北方の蛇身神・燭陰
しょくいん
詳細説明
日本では『山海経』およびそれを典拠とする博物誌的関心の中で紹介された外来の神霊として理解される。図像は人面に長大な赤蛇身として描かれ、目の開閉が昼夜を分かち、呼吸が季節風や寒暑をもたらすという要点が踏襲される。燭竜との混称は近世の解説にも見られるが、原典箇所差と記述差を併記する控えめな紹介が通例で、信仰対象としての痕跡は国内では確認しがたい。ゆえに在地の祭祀・禁忌・口碑は乏しく、閲読・写生・画題化による受容が中心となる。外つ国の神格を妖怪譜に編入する例としてしばしば引用され、時間や季節の擬人化像として位置づけられる。
出典情報
種類全体の出典primary
今昔百鬼拾遺
著者: 鳥山石燕
年代: 安永10年(1781年)
性格
超然・寡黙
相性
学識ある者に観想されやすいが、人への加護・祟りは不詳
能力・特技
弱点
不詳
コレクション収録
この妖怪は以下のコレクションに収録されています:
診断評価
妖怪バウンダリー・タイプ指標
いたずら濃度
0.0high: 戯 low: 護
📝 メモ
加害や守護より、昼夜・季節を示す超然とした神格である。
変化適応
1.0high: 化 low: 定
📝 メモ
蛇身は固定的だが、呼吸や目で世界の状態を変える。
夜話度
0.0high: 夜 low: 昼
📝 メモ
夜を作るが昼も作るため、片極には寄せにくい。
情の深さ
-3.0high: 縁 low: 境
📝 メモ
人間への情や執着がなく、北方の宇宙秩序として語られる。
結界強度
3.0high: 律 low: 流
📝 メモ
北方、昼夜、季節の境を司る象徴的な結界神である。
表舞台圧
3.0high: 表 low: 影
📝 メモ
目の開閉で昼夜を分ける宇宙的蛇身神として圧倒的である。
妖怪相性診断
喜び
1.0喜びと楽しさの程度
📝 メモ
喜悦や遊興の表現は皆無。
怒り
2.0怒りの激しさの程度
📝 メモ
怒りの神話もなく、気象支配は感情より法則性。
慈悲深い
2.0慈悲深さの程度
📝 メモ
慈悲の描写はなく、自然律の体現者として中立的。
憂鬱
4.0憂鬱で思慮深い程度
📝 メモ
寡黙・超然の印象は静的で陰影があるが、憂愁の具体描写はない。
静寂
8.0内なる平静の程度
📝 メモ
宇宙秩序の運行を無為に保つ存在として内的静謐が高い。
いたずら好き
0.5いたずら好きで活発な程度
📝 メモ
いたずら性は伝承に皆無。
やさしい
2.0やさしく親しみやすい程度
📝 メモ
超然・寡黙で人への加護・祟り不詳。親しみやすさは低い。
厳格
7.5厳格で真面目な程度
📝 メモ
昼夜・季節の規律を厳然と分節する性格づけ。
守護的
1.5他者を守る傾向
📝 メモ
守護・加護の事例が国内伝承にないため低評価。
神秘的
9.0神秘的で不思議な程度
📝 メモ
昼夜・季節を司る宇宙的存在で図像も異形。情報源も限られ神秘性が極めて高い。
霊性の深さ
9.5精神的境界の深さ
📝 メモ
時間と季節の根源原理を体現する神格で霊性が非常に深い。
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