羅城門の鬼
一般
伝統妖怪

羅城門の鬼

らじょうもんのおに

又称・別名

羅生門の鬼(らしょうもんのおに)

カテゴリ

鬼・巨怪

性格

起源

山城国・平安京(羅城門)

基本説明

平安京の正門・羅城門に巣食ったとされる鬼。源頼光の家臣・渡辺綱がただ一騎で確かめに赴き、激闘の末に鬼の片腕を斬り落としたという説話で知られる。『平家物語』では舞台が一条戻橋とされ、謡曲『羅生門』は場を門に移すなど諸異本が存在する。後に腕を奪い返しに来る鬼の伝承は『茨木』に分化し、茨木童子と同一視されることも多い。

民話・伝承

宴席で鬼の噂を聞いた渡辺綱が単騎で羅城門へ向かい、突風の中で鬼と相対して片腕を斬り落とした。鬼は時節を待ち取り返すと叫び退く。『平家物語』では一条戻橋で腕を斬り、後日、老女に化けた鬼が綱のもとを訪ね腕を奪い返すと語る。謡曲『羅生門』は戦いまでを羅城門に置き、『茨木』で報復譚を扱う。伝承は武勇譚として各地に語り継がれた。

徹底解説

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