基本説明
青坊主は各地で名が記録される妖怪の総称で、姿や性質は一定しない。大きな坊主姿、青い体色の法師、あるいは一つ目の法師として語られることが多い。鳥山石燕『画図百鬼夜行』は草庵のかたわらに立つ一つ目の法師として描く[1]が解説文はなく、詳細は不明で、佐脇嵩之『百怪図巻』などの「目一つ坊」を原案とする[2]との指摘がある。「青」が未熟を意味することから、修行の足りぬ坊主を妖怪化したものとする説もある[3]。動物の化身とされる例、山の神と結びつく例、子どもの戒めに用いられる例など、多様な伝承像を含む。
コレクション収録
この妖怪は以下のコレクションに収録されています:
徹底解説
江戸の絵巻や各地の採訪資料に見える像を基調とする青坊主像。外見は青味を帯びた僧形、または一つ目の法師として示されることがあり、実体は動物の変化、山の神の権現、あるいは素性不詳の怪異として語られる。子どもの外出を戒める民俗的機能や、山野・空家での怪異譚、禁忌提示の口承を担う。特定の固有名や起源は定まらず、地域により出現条件・言行が異なる。石燕図は説明を欠くため、諸本の「目一つ坊」や未熟の僧を寓意する説が併記されてきたが、いずれも確説ではない。現代以前の口承に即し、具体像は「青い法師」「大坊主」「小坊主」など複数の呼称で並存する。
妖怪設定
この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。
- 性格
- 出没地や由来に応じて変化し一定せず
- 相性
- 夜間・人けの少ない場所で遭遇しやすいとされた
- 能力・特技
- 姿を現して人を脅かす動物変化として人を惑わす禁忌や文句を告げて戒める力比べ(相撲)で人を投げる
- 弱点
- 詳細不詳, 名を呼ぶ・無視・退散の文言など地域ごとに異なるとされる
- 生息地
- 山野, 畑や麦畑の畦, 空家・廃屋, 川淵・淵のほとり, 村境・社の周辺
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