稀少
伝統妖怪

蓑草鞋

みのわらじ

カテゴリ
付喪神・骸怪
性格
寡黙で執拗
起源
新潟県 (旧越後国・雪の竹林の蓑草鞋)
  • 雪の竹林(新潟県 十日町市)雪中農具怪
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子供向け
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お子様にも分かりやすく蓑草鞋について説明したページもご用意しています。

基本説明

蓑草鞋は、江戸期の絵師・鳥山石燕の『百器徒然袋』に描かれた器物怪で、蓑を胴、草鞋を脚として鍬を担ぎ、雪の積もる竹林に現れる姿で示される。古びた農具・雨具が年を経て精霊を帯びる付喪神観に拠り、先行する『百鬼夜行絵巻』や『付喪神絵巻』に見られる蓑・草鞋の妖怪表現を継承した図像的合成と考えられる。文献上の行状は多く語られず、象徴的造形として伝わる。

民話・伝承

石燕画集に典拠が明確な図像妖怪で、具体的な口承や土地付きの昔話は伝わらない。付喪神思想に照らせば、長年使われた蓑や草鞋が役目を終え霊性を得て夜行するという観念に合致する。後代解説では農の怨みや厄を象徴する像として読まれることがあるが、地域固有の逸話は不詳である。

妖怪カード1

蓑草鞋 を様々な画風のカードで

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徹底解説

鳥山石燕の図像を基点に再構成した蓑草鞋の像。蓑は来訪神装束にも通じる遮護の象徴、草鞋は路傍の結界具としての性格を帯びる。これらが長年の使用と荒天に晒され、霊威を宿して人の世にまぎれ出た姿と解される。鍬を担ぐ所作は農作と土地神への労役を想起させ、雪中の竹林という舞台は清冽と幽邃を暗示する。行状の具体は記録されないが、夜更けにきしむ草履の音や、吹雪の中で蓑が歩む影として畏れられたと推量される程度で、害意は強調されない。近世の付喪神群像に連なる象徴的存在で、器物の寿命や労苦への畏敬を映す。

妖怪設定

この区画は物語を楽しむための当サイト独自の設定です。史実・考証ではありません。

性格
寡黙で執拗
相性
古道具や農具に親しむ者とは無害とされる
能力・特技
吹雪や荒天の気配とともに現れる足音を残して姿を曖昧にする濡れや雪をはじいて身を守る
弱点
火勢に弱い, 新しい道具や清めで霊力が薄れる
生息地
竹林, 農村のはずれ, 旧道・辻

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