ぬりかべ
夜道で行く手をふさぐ見えない壁として知られる妖怪。歩行者は突然進めなくなり、手探りしても平らな面に阻まれるように感じる。多くは暫く立ち止まる、脇へそれる、地面を杖で叩くなどすると解けるとされる。姿は定まらず、見えないもの、あるいはのっぺりした壁状と語られることが多い。人を食らうなどの害は少なく、道迷いを起こす厄介者として恐れられた。
福岡では、夜更けの帰途に目に見えぬ壁が立ちはだかり、一歩も進めず難儀したとの語りが多い。脇道へ回ると通れた、杖で足元を探ると抜けたなどの対処が添えられる。大分では、動物の仕業とみなす解釈があり、狸や狐などが道迷いを起こす怪異と同類に語られる例がある。いずれも脅かし程度の性質で、長居せずに退くのがよいとされる。
お子様にも分かりやすくぬりかべについて説明したページもご用意しています。
🌟子供向けページを見る目視できぬが、手触りだけが確かな壁として感じられる型。九州北部の道迷い怪談に即し、強い害は与えず進行を止めることに特化する。足元から肩口ほどの高さで広がる感覚があり、正面突破はかなわない。脇へそれる、少し休む、地面や路端を杖で探るなど、従来の対処で薄れる。人を試す路の霊的障害として理解される。
性格特徴については、無愛想で執拗また、相性の良い人については、慎重で用心深い者と相性良し
主な能力・特技としては、進路遮断、視覚撹乱、体感的な平面の形成、足取りの鈍化などが挙げられます。
一方で弱点もあり、脇道への回避行動, 杖や棒での路面確認, 立ち止まり時間の経過とされています。
主な生息地は堤や田の畔の夜道, 社寺への参道, 山裾の村はずれとされています。
下図はぬりかべ(路傍伝承)の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。
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