ぬえ
鵺は『平家物語』に著名な記述がある怪異で、夜ごと宮中を悩ませたと伝えられる。猿の顔、狸の胴、虎の手足、尾は蛇と描写され、正体不明の鳴き声で人心を乱す。源頼政が矢で射落とし、家来が止めを刺したという筋が広く知られる。姿形の細部は時代や絵巻で差があり、正体の曖昧さ自体が特徴とされる。
『平家物語』巻第四に、帝の御所上に黒雲を呼び、不気の声で病をもたらす怪として登場し、頼政が弓で射落としたのち、淀川に流した話型が載る。以後、夜に正体不明の声を発する怪鳥・怪獣の総称として各地で語られ、雲に乗る、黒煙をまとうなどの記述が絵巻物や説話集に見えるが、地方固有名や具体の生息地の確証は乏しい。
お子様にも分かりやすく鵺について説明したページもご用意しています。
🌟子供向けページを見る宮中上空に黒雲とともに現れ、不可思議な鳴きで人心を乱す像を基調とする。姿は猿面・狸身・虎肢・蛇尾の異形として描かれるが、あくまで正体不明の怪の象徴で、音と気配が先行する。射落とされやすいが、雲や闇に紛れて痕跡を残さぬ点が民俗像に合致する。動物合成の図像は後世絵画に拡がった表現である。
性格特徴については、陰気で猜疑を誘うまた、相性の良い人については、静寂や闇を好むが人の集う場を乱す
主な能力・特技としては、不気の鳴き声で不安を増幅、黒雲や瘴気をまとい姿を隠す、夜間に行動し人を近づけさせないなどが挙げられます。
一方で弱点もあり、弓矢など遠矢での急襲, 夜明けの光で勢いが衰える, 名指しされると退くとされるとされています。
主な生息地は宮中の屋根上, 川辺に流し棄てられた地, 人里近い森の縁とされています。
下図は宮中妖雲の鵺の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。
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