なりがま
長年用いられた鉄の釜に精が宿り、人の身に似た形をとると伝える付喪神。炊事の折に釜が発する鳴動や唸りを吉凶のしるしとみる信仰と結びつき、音色を占として解した古習に由来する名とされる。絵画資料では頭が釜の姿で描かれ、夜更けに現れては鳴音を立て、人心を試すと語られる。
諸国で釜の鳴りを占う神事が行われ、響きの高低や途切れで作柄や来客を占ったとされる。古器を粗略に扱うと祟るとの言い伝えもあり、年経た釜は供養して手放す慣わしが語られる。絵巻や妖怪画では器物が化ける例として鳴釜が掲げられ、音の怪異をもって現れる存在の譬えとされた。
お子様にも分かりやすく鳴釜について説明したページもご用意しています。
🌟子供向けページを見る器物百年で精と化すという観念に拠り、頭部が古釜となった姿で表される像。夜陰に佇み、微かな震えや湯気とともに音を立てる。鳴音は吉凶と結び付けて受け止められ、軽率に騒げば黙し、畏れ敬えば応じるという解釈が付随する。占的機能と器物供養の観念を象徴化した表現である。
性格特徴については、寡黙で峻厳また、相性の良い人については、静寂を尊ぶ者と相性良い
主な能力・特技としては、鳴音で兆しを示す、熱と蒸気をまとい近づく者を退ける、長年の使用痕から匂いや気配を残すなどが挙げられます。
一方で弱点もあり、粗布で覆い静められると鳴らない, 冷水を掛けられると力が鈍るとされています。
主な生息地は台所, 土間, 社家の釜屋とされています。
下図は鳴釜(百器徒然袋図)の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。
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