むぎどのだいみょうじん
麦殿大明神は、江戸時代に流行した麻疹を退散させる守護神として崇められ、麻疹絵に多く描かれた神格。麻疹を象徴する鬼を踏み伏せる姿が定型で、護符として家内に掲げられた。病除けの祈願とともに、養生法や食禁を添えた版画が流布し、恐れの対象である麻疹に対し心の拠り所を与えた。特定の社寺や系譜は不詳で、版元ごとに表現が異なる。
文久二年の大流行期、町々では麻疹絵が売られ、麦殿大明神が鬼形の麻疹を踏み鎮める図が人気を博した。絵には赤子の守りや養生の心得が書き添えられ、戸口や床の間に貼って祈願したという。祈祷や断酒・刺激物を避ける旨が示され、平癒すれば礼を述べて絵を納めたと伝えられる。図像や詞書は版元により異なり、由緒は明確でない。
お子様にも分かりやすく麦殿大明神について説明したページもご用意しています。
🌟子供向けページを見る麻疹絵に典型的な麦殿大明神の図像。武威ある神が両足で赤黒の鬼を踏み鎮め、周囲で人々が合掌する。神像の由来は明瞭でないが、病魔を可視化し、踏破の姿で不安を鎮める機能を担った。詞書に養生・食禁・平癒祈願が併記され、祈りと実用が合わさる点が特色。図様は素朴な民間信仰の相を示す。
性格特徴については、厳正で慈悲深いまた、相性の良い人については、病魔退散・家内安全と相性良し
主な能力・特技としては、疫病除け、悪鬼降伏、家内守護、不安鎮静などが挙げられます。
一方で弱点もあり、由緒不詳ゆえ地域差が大きい, 信仰の継承が版元依存とされています。
主な生息地は町家の戸口, 床の間, 絵草紙屋とされています。
下図は麻疹絵図像・踏鬼相の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。
麻疹絵図像・踏鬼相についてさらに詳しい情報や診断結果については、こちらをご覧ください。