荒海にて足長人が手長人を負う図
あしながてなが
本像は『三才図会』および『和漢三才図会』の叙述を基礎に、足長人(長脚)と手長人(長臂)の対で行動する姿を中核に据える。足長人は浅海に遠く踏み込み、波間の礁を跨いで安定を得る役を担う。手長人は長い腕を水面下に伸ばし、魚貝を掬い取り、網や籠を操作する。いずれも異国の民として記され、特定の地名・氏族には結びつけられない。寸法は脚三丈・臂二丈とされるが、史料間で差異もあり、具体の体格は一定しない。日本では宮中障子の画題や戯画、草双紙に引用され、荒海を背景に両者が協働する構図が定型化した。宗教的には龍宮譚に配され、海神の眷属として秩序ある働きを示す例がある。民俗機能としては「異界の労働力」「遠近の伸張」を象徴化し、海上安全・豊漁の図像として消費されたと考えられる。単独の「足長」が天候転変の前兆として出没する記述は、同系統の名称を借りた別伝であり、手長を伴う本像とは区別される。
寡黙で実利的と解される
海辺の労働と親和
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喜びと楽しさの程度
📝 メモ:
戯画化はあるが性格は寡黙・実務的で喜悦の表現は乏しい。
怒りの激しさの程度
📝 メモ:
怒りや害意の伝承は希薄で、荒海での労働が主。
慈悲深さの程度
📝 メモ:
慈恵行為は特記されず、実利的に漁撈する存在として描かれる。
憂鬱で思慮深い程度
📝 メモ:
憂いを帯びた描写はないが、静かな勤労者像からやや内省的とも読める。
内なる平静の程度
📝 メモ:
荒海で秩序ある働きを示す設定や寡黙さから内的な平静さが感じられる。
いたずら好きで活発な程度
📝 メモ:
戯画題材はあるが、性格としての悪戯性は伝承に見えにくい。
やさしく親しみやすい程度
📝 メモ:
寡黙で実利的とされ人に害する描写は少ないが、親しみやすさより労働・機能性が前面。
厳格で真面目な程度
📝 メモ:
実利的・協働・秩序だった役割分担が強調され、真面目で規律的。
他者を守る傾向
📝 メモ:
海神の眷属・海上安全・豊漁図像として守護的解釈はあるが、直接保護行為の物語は多くない。
神秘的で不思議な程度
📝 メモ:
異国の異人譚で身体異形(脚三丈・臂二丈)、龍宮に従うなど由来が不詳で神秘性が高い。
精神的境界の深さ
📝 メモ:
龍宮譚や海神の眷属としての配列が霊的背景を持つが、宗教的教訓性は限定的。
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深海の急流や高波, 単独行動時の不全