吹雪の帳が下りるとき、雪爺は白装束の老体で現れ、遠間から呼びかけて人の方向感覚を奪う。雪にまつわる怪異譚の系譜に属し、雪女・雪入道と機能が重なるが、老形である点が特徴。姿ははっきりせず、近づくほど霞み、声のみが背後から響くと語られる。民俗的には雪害の戒めとして機能する象徴的存在と解される。
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ゆきじじい
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雪爺は、雪の降り積もった深い山中に現れる、老人の姿をした雪の妖怪。水木しげるは雪女・雪入道と同種の雪の妖怪に分類する[1]。吹雪のおりに白衣の老翁として遠くから人を呼び、近づくほど姿は曖昧になって声ばかりが残り、山に入った者を驚かせ、道を惑わせて迷わせるとされる。吹雪で行き倒れた者の魂が転じたもの、あるいは雪の神に連なる存在ともいわれるが、由来は定まらない。雪女が女、雪童子が童であるのに対し、老翁の相で語られる雪の怪である。
冬山で道に迷った旅人の前に白髪の老人が現れ、声をかけて誘い、歩むうちに深雪へ足を取られて衰弱するという類話が各地に伝わる。雪女・雪入道と混称されることもあり[2]、姿は老人とされるほかは一定しない。実体としては、樹木に降り積もった雪の様子を人が妖怪と見誤ったものとする見立ても語られ、雪害への戒めの象徴として機能したと解される。固有の土地由来や成立過程については諸説あり、雪女ほどの厚い文献的裏づけは持たない。
吹雪の帳が下りるとき、雪爺は白装束の老体で現れ、遠間から呼びかけて人の方向感覚を奪う。雪にまつわる怪異譚の系譜に属し、雪女・雪入道と機能が重なるが、老形である点が特徴。姿ははっきりせず、近づくほど霞み、声のみが背後から響くと語られる。民俗的には雪害の戒めとして機能する象徴的存在と解される。
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