水蝹
🎭 一般

水蝹

けんむん

🏛️
伝統妖怪
古来より伝承
精霊・妖怪📍 奄美群島伝承準拠

📖 基本説明

奄美群島に伝わる妖怪で、古くは江戸末期の『南島雑話』に「水蝹(けんもん)」として見える。河童と通じる性質を持ち、頭頂の皿や相撲好きが語られる一方、ガジュマルに住む木の精としての面も強い。海と山を季節で行き来し、夜に光をともして漁をするともいう。古伝では人を助け無害とされるが、後世には祟りや悪戯も語られる。

🏮 民話・伝承

『南島雑話』は相撲を好み人を見れば挑むと記す。皿の水が失われると力を失うため、礼や逆立ちを真似させて退散させる話型がある。ガジュマル伐採への祟り譚や、魚の目玉のみを好む漁撈譚、蛸を嫌い投げつけると退く禁忌譚が広く伝わる。また姿を変え、人や獣、草木に化ける変化談、石を投げ騒がす怪音譚、子を惑わす話も見られる。戦後は住処の減少とともに目撃譚が減じたとされる。

水蝹 奄美伝承・水陸往還のケンムン

奄美各島で語られる典型像をまとめた像。子供ほどの背丈で赤味の肌、猿に似た体毛をもち、黒または赤の髪。頭の皿に力水を湛え、涎や指先、皿が光を発するとされる。季節により海と山を往還し、夜に岩間で漁をする。ガジュマルを住処とし、伐採には祟りがあると畏れられる。古くは人を助ける話も多いが、後には悪戯や脅かしの譚が増える。

性格特徴については、人懐こさと警戒心を併せ持つ。時に悪戯好き。また、相性の良い人については、海辺の漁民・山の木こりと相互に影響するが、無礼や伐木には反発。

主な能力・特技としては、相撲を好み力比べをする、変身(人・獣・草木への擬態)、発光(指先・涎・皿の光)、水陸の移動と潜行、漁労(魚の目を好む)などが挙げられます。

一方で弱点もあり、皿の水が失われると無力化, 蛸を嫌う, 悪口を忌む(臭い・屁などの語)とされています。

主な生息地は奄美大島, 加計呂麻島, 徳之島, 沖永良部島とされています。

下図は奄美伝承・水陸往還のケンムンの診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。

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