鎌鼬
🎭 一般

鎌鼬

かまいたち

🏛️
伝統妖怪
古来より伝承
風の怪・妖獣📍 中部・近畿・信越を中心に各地伝承整理

📖 基本説明

鎌鼬は、つむじ風に乗って現れるとされた怪で、人の肌を刃物で払ったように切り裂くと信じられた。遭った直後は痛みが乏しく出血もしない、または後から痛みと血が出るなどの伝えがある。江戸期以降は鎌の爪を持つイタチの姿で描かれ、現象そのものや風神・小妖の仕業など説明は地域により異なる。冬の季語としても用いられる。

🏮 民話・伝承

信越では悪神の所業とされ、暦を踏むと災いに遭うと戒める。飛騨では三体の神が連れ立ち、最初が転ばせ、次が斬り、最後が薬を塗るため痛まず血が出ないと語られる。東北では古い暦の黒焼きを傷につけると治るという。和歌山や奈良では転倒時の刀傷様の裂創を鎌鼬の仕業とし、姿は見えないとする。高知などの野鎌、各地の鎌風など同類の呼称・解釈も伝わる。

鎌鼬 鎌鼬(伝統譚整理版)

鎌鼬は、江戸期の絵画や随筆、各地の口承に見える風の怪異名で、現象名と加害主体の双方を指す。北国や山間での旋風・寒風と結びつき、路上で転倒した際の鋭い裂創、痛みや出血の遅延、下肢の受傷が目立つと記される。正体は一定せず、見えぬ小妖、風に乗る獣、あるいは神の仕業とする型が併存する。信越では暦に関する禁忌を破ると遭うとされ、飛騨では三段の作用を語る説話が知られる。中部・近畿ではつむじ風そのものを鎌鼬と呼ぶ例があり、江戸の随筆には旋風後に獣の足跡が残った話が載る。土佐の野鎌のように、葬送に関わる道具が怪異化して同様の傷を与えるとする異名もある。句作では冬の季語として定着し、風災の象徴として用いられる。ここでは史料に見える範囲に留め、特定の土地や人物名を過剰に結びつけず、各地の型を併記して整理する。

性格特徴については、冷然・素早いが執拗ではないまた、相性の良い人については、乾いた寒風・谷筋の風と相性が強い

主な能力・特技としては、旋風に同乗して接近し皮膚を鋭く裂く、転倒・切創・遅れて疼痛や出血を生じさせる、姿を見せず痕跡のみ残すなどが挙げられます。

一方で弱点もあり、詳細不詳, 地方によっては暦の護符や呪言で避けるとされるとされています。

主な生息地は山間の谷風が集まる所, 雪深い地方, 野道・坂道, 屋内に吹き込む風の通り道とされています。

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