磯女
🎭 一般

磯女

いそおんな

🏛️
伝統妖怪
古来より伝承
海辺の妖怪📍 九州沿岸(長崎・熊本・福岡など)伝承型

📖 基本説明

磯女は九州各地の沿岸に出没する女の妖怪。砂浜や磯辺、停泊中の舟に近づき、長い髪で人にまとわりついて血を吸うと伝えられる。上半身は美女に近いが、下半身は朧ろであったり蛇状とされたり、背後からは岩に見えるともいう。名は土地により磯女子・濡女子・海女・海姫など多様。凪の折に姿を見せ、水死者の怨霊と結び付けられる地域もある。

🏮 民話・伝承

長崎南島原では、磯女が沖を凝視し、声をかけた者に甲高い叫びを放ち、髪を絡めて生血を吸うという。天草では夜、艫綱を伝って船に忍び込み、眠る者に髪を被せて害するため、見知らぬ港では艫綱を取らず錨のみ下ろす習いがある。島原半島では、苫の茅を三本着物に乗せて寝れば避けられるとされた。北九州では蟹の化身とする説、福岡沿岸では水上を歩く話も伝わる。小値賀では水死者の霊とする説がある。

磯女 磯女・伝承標準像

九州西部の漁村伝承を骨子とした像。凪や停泊時に近づき、髪を媒介として寄り付くとされる。姿は地域差が大きく、美女風の上半身に対し下半身は朧ろ・蛇状・通常人のいずれとも語られる。艫綱を伝う話から、港作法や禁漁日の遵守と結び付けて畏れられた。名称は磯女・磯女子・濡女など多様で、正体を水死者と見る土地もあるが一定しない。

性格特徴については、執着深く寡黙また、相性の良い人については、海や潮の気配をよく知る者とは衝突しにくい

主な能力・特技としては、長い髪で絡め取り血を吸う、艫綱や縄を伝ってよじ登る、静水面に現れやすい、姿を老若に変えるとされる地域伝承などが挙げられます。

一方で弱点もあり、艫綱を用いない停泊, 苫の茅三本を身に置くという俗信, 禁漁日を守る戒めとされています。

主な生息地は長崎県沿岸(島原半島・五島・宇久島など), 熊本県天草・御所浦島, 福岡県北部海岸とされています。

下図は磯女・伝承標準像の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。

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