ばこつ
馬骨は、朽ちた馬の骨が妖気を帯びて現れたとされる骸の妖怪。江戸期の絵巻『土佐お化け草紙』に描かれ、骨が衣をまとい歩く姿で知られる。恨みや無念を帯びるとも、埋葬や供養の不足が形を成したとも語られる。人を直接害するより、夜道に現れて驚かせ、畜生供養の大切さを示す存在として記録されることが多い。
土佐では、旧道に捨て置かれた馬の骨が夜ごと軋み、旅人が灯のもとで見やると衣を掛けた骸が立っていたという。供養を行うと気配が止んだとも伝えられる。江戸期の絵巻物では、骨格に布をまとい徘徊する姿で描写され、畜生の霊を慰める教訓譚として扱われる例がある。細かな由来や特定の人物名は伝わらず、出没時刻や言葉を発するかは不詳とされる。
『土佐お化け草紙』に見られる図様に基づく解釈。骨の白土色に古布を纏い、夜道や旧墓地の辺で現れるとされる。人を追い回すより、姿を示して畜生供養の不足を諫める性格が強い。物音や風に乗って現れ、近づくほどに冷気と乾いた匂いを感じるという。特定の個体差は語られず、出現も散発的で季節は不定とされる。
性格特徴については、無念を秘め静謐また、相性の良い人については、供養や弔いを重んじる者と和す
主な能力・特技としては、暗所での視認性の低さ、足音なく接近する、畜生供養の必要を気づかせる怪異性、小石や落葉を鳴らすなどが挙げられます。
一方で弱点もあり、読経・回向, 丁重な埋葬, 骨の埋納と清掃とされています。
主な生息地は旧街道沿い, 在郷の辻, 荒れた祠の周辺とされています。
下図は土佐お化け草紙図様の診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。
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