あずきあらい
川辺や沢で夜更けに小豆を洗う音を立て、「ショキショキ」「ザクザク」と響かせる妖怪。人家近くの水音に紛れて現れ、姿は小柄で老成、時に子どもの姿ともいう。脅かすよりは気配で人をたぶらかし、足を滑らせさせる怪異として語られる。江戸期の奇談や絵巻にも見え、数を正確に数える性質を伴う例が知られる。
夕刻から夜、谷川で小豆を洗う気配が聞こえ、近づくとぴたりと止む。覗けば足を踏み外し転落する、として近寄らぬ戒めとされる。土地により老人、童、猿のような姿などの異伝がある。『絵本百物語』では障りを負う童の姿で、小豆の分量を一合から一升まで違えず言い当てると記され、数への執着が性状として示される。
谷川や樋の水音にまぎれ、夜半に小豆を洗い続ける在来像に基づく小豆洗い。音で人を誘い、覗く心を試す存在として語られる。数に強く、器量の加減や粒の多少を即断するという近世資料の特徴を踏まえ、過度な害はなすまいが、水際の禁忌を守らせる役どころを担うと理解されてきた。
性格特徴については、執拗で几帳面、悪意は薄いが人を試すまた、相性の良い人については、静寂と流水を好み、人の喧騒を嫌う
主な能力・特技としては、小豆の分量を正確に言い当てる、水音で人の注意を引く、夜間に気配を消して移動するなどが挙げられます。
一方で弱点もあり、強い灯りや大声で散ずるとされる, 人に数を問われ続けると退くという伝承があるとされています。
主な生息地は谷川や沢筋, 水車小屋のそば, 村はずれの樋や堰とされています。
下図は谷川の小豆洗いの診断評価図です。各項目の値が高いほど、その特性が強く表されていることを示しています。
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